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ユニック部門:Honda Mobile Power Pack搭載の ミニ・クローラクレーンを展示会で公開

2024年02月28日

 当社(東京都千代田区、社長:中戸川 稔)グループの中核事業会社で、ユニック部門を担う古河ユニック株式会社(東京都千代田区、社長:山川 賢司)は、電動モデルのラインナップ拡充を目的として、本田技研工業株式会社(東京都港区、社長:三部 敏宏)が開発の交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack(モバイルパワーパック※1)」をミニ・クローラクレーン※2に搭載しました。本機の電動モデル(プロトタイプ)は、本田技研工業株式会社が出展する展示会(2月28日から3月1日)で公開されます。

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モバイルパワーパック搭載のミニ・クローラクレーン

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モバイルパワーパック


※1:本田技研工業株式会社が開発した着脱式可搬バッテリー。本田技研工業株式会社ではモバイルパワーパックを動力用電源に使用した、法人向けのビジネス用電動二輪車、三輪スクーターを「Honda e: ビジネスバイク」シリーズとして展開しています。

※2:クローラによる走行機能を有し、コンパクトなボディに4本のアウトリガを装備した移動式クレーン。トラックが入り込めない建設現場や不整地、屋内作業現場でのクレーン作業が可能で、室内ドアより幅が狭く限られたスペースへの搬入ができる非乗車型モデル、環境に配慮した排気ガスゼロの電動モデルなど充実のラインナップで、幅広い作業に対応しています。

モバイルパワーパック搭載のミニ・クローラクレーンについて

 古河ユニックは、2016年に液式鉛バッテリーを搭載したミニ・クローラクレーン(電動モデル)を業界に先駆けて国内市場に導入して以降、AGMバッテリー※3やリチウムイオンバッテリー※4を搭載のミニ・クローラクレーン(電動モデル・非乗車型)を開発するなど、作業者や作業環境の負荷低減に向けた製品開発を積極的に取り組んできました。今回は、ミニ・クローラクレーンの電動モデルシリーズ拡充を図るべく、本田技研工業株式会社のモバイルパワーパックの採用による電動化に着目しました。
 モバイルパワーパック搭載のミニ・クローラクレーン電動モデル(プロトタイプ)は、充電されたモバイルパワーパックを差し込むことで走行・クレーン作業を可能にし、モバイルパワーパックを活用する様々な建設機械や機材とのバッテリー相互使用もできることから、エネルギー供給の容易化を実現します。当プロトタイプは、第15回「国際スマートグリッドEXPO」に参考展示(本田技研工業株式会社が出展)されますので、会場へお越しの際は是非、お立寄りください。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
 古河ユニックは、引き続きミニ・クローラクレーン電動モデルの開発を進め、2025年度中のモバイルパワーパック搭載機の製品化と市場投入を目指していきます。また、今後もお客さまのニーズに応える製品の開発・提供に加え、カーボンニュートラルの実現に向けた製品の開発・提供にも一層注力してまいります。


※3:AGM は Absorbent glass mat(吸着ガラスマット型)の略で、電解液をスポンジ状のガラスマットに浸み込ませたバッテリー。
※4:リチウムイオンバッテリー仕様は海外向け機種のみ設定。

ミニ・クローラクレーン参考展示の展示会概要

展示会名 第15回 国際スマートグリッドEXPO 春
※展示会場への入場には来場登録(無料)が必要です。
主催 RX Japan株式会社
開催日 2024年2月28日(水)~3月1日(金)10:00~18:00(最終日のみ17:00まで)
会場 東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)
展示ブース 本田技研工業株式会社(東5ホール 小間番号E36-52)
公式ウェブサイトURL https://www.wsew.jp/spring/ja-jp.html

【補足資料】

ミニ・クローラクレーンを紹介する動画

「完全電動仕様の新型バッテリー式ミニ・クローラクレーン 製品紹介【URW295CB3】」は下記をご覧ください。
https://youtu.be/7sdBTHbpsOo?si=FjHr_Chv2Aif-wUL

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お問い合わせ先:ニュースリリースに関して

古河機械金属株式会社 経営企画部広報・IR課

03-6636-9501

お問い合わせ先:ミニ・クローラクレーンに関して