用語集

あ行

アタッチメントドリル
油圧ショベルのアーム先端に取り付け、ショベルの油圧で稼働するアタッチメントです。油圧ショベルのロングリーチと旋回機能による広い穿孔範囲とダンパ付高性能油圧ドリフタ(HD709)の高い穿孔性能により、空圧ドリルに比べ大幅な生産性向上が期待できます。本アタッチメントドリルを比較的安価に販売展開させることにより、東南アジアの砕石市場において油圧クローラドリルの将来顧客を創造していく考えです。
イノベーション力
当社では、イノベーションを広く捉え、全ての企業活動において企業価値や社会価値を生み出す改革・改善を実現する力やビジネスモデルを構築・改革する力をイノベーション力と定義しています。
エンジニアリング力
営業活動として、経験、技術、知識をツールに、お客様に対し、機能、コスト、使用環境、安全性などトータルバランスを考慮した最適提案を実行できる力のことです。

か行

格付戦略を核とした最適資本構成の追求
財務リスクを過度に負わない範囲内で有利子負債の活用を可能とする取り組みのことで、B/S活用に対する投資者への説明力を高め、市場からの信認を得ることで、資本コストの低下が期待できます。
カスタマーサクセス(Customer Success)
言葉のとおり、製品やサービスを通じて顧客の成功を支援する概念で、企業が自ら能動的に顧客の将来を考え、顧客が抱えている課題の掘り起こしや、製品やサービスを利用することでかなえられるプランの提案などを含む助言や支援をしていきます。
企業価値創造額/年=企業価値創造力×投下資本
「企業価値創造額/年」は、当社の造語で、投下資本から1年間に創造された企業価値の総額のことです。
企業価値創造力
「ROIC-WACC]を意味する当社造語です。
コントラクタ事業
土木関係、建設関係において、請負契約等(コントラクト)を締結して工事や運営管理等を行う事業のことです。

さ行

サステナビリティ(Sustainability)
持続可能性のこと。一般的には、広く環境・社会・経済の3つの観点からこの世の中を持続可能にしていくという考え方のことをいいます。特に、企業には事業活動を通じて環境・社会・経済に与える影響を考慮し、中長期的な企業戦略を立てていく取り組みが求められています。
資本コストの逓減
一般的に、「WACCの構成要素の一つである株主資本コストは、企業が抱えるリスクが下がり将来への期待が高まることにより、β値の安定化や個別のマーケットリスクプレミアムの調整を通じて逓減する。」と考えられています。
ストックビジネス
景気の影響を受けやすい製品販売(フロービジネス)に対し、製品販売後のアフターマーケットを対象とした事業(補用部品販売、保守サービス、中古下取り・販売等)やレンタルのことをストックビジネスと呼び、比較的収益が安定していることから、継続的な拡充・強化に取り組んでいきます。
政策保有株式
保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の連結貸借対照表計上額(非上場株式を含むが、非連結子会社および関連会社に対する株式を除く。)+みなし保有株式
セクションプラント
設備全体(プラント)のうち、一部の処理工程のことです。
全社的リスクマネジメント体制
リスクマネジメント(危機管理)の手法の一つで、企業を経営するうえで起こり得るあらゆるリスクに対し、全社的に管理しようとする体制のことです。

た行

窒化アルミセラミックス
窒化アルミニウム(AlN)セラミックスの略称で、古河電子株式会社の製品名として使用しています。
デット・エクイティ・レシオ
有利子負債(期末)÷自己資本(期末)

は行

ブラストホールドリル
発破用の孔をせん孔する機械で、鉱山・砕石・土木工事等の比較的大規模な発破に使われます。当社では、地表にて使用されるクローラドリル、ダウンザホールドリル、ロータリドリルの総称としてブラストホールドリルと呼んでいます。

ま行

『マーケティング経営』
『マーケティング経営』という言葉に、マーケティングを経営の根幹に据え、激変する市場の中で価値を認められる製品やサービスを提供するとともに、顧客が抱えている課題や問題を見つけ出し解決することにより、顧客との絆を深めながら、持続的に成長し企業価値を高めていきたいとの意を込めました。
マテリアリティ(重要課題)
サステナビリティへの取り組みに関するマテリアリティ(重要課題)を新たに特定するとともに、下記のとおり理念体系および理念体系を具現化するための道筋を整理し、サステナビリティへの取り組みに関するマテリアリティ(重要課題)の位置づけを重要な経営戦略として明確化しました。

や行

有利子負債
借入金のみでリース債務を含んでいません。
有利子負債/EBITDA倍率
有利子負債(期末)÷(営業利益+減価償却費)

ら行

ライフサイクルサポート
機械のライフサイクル全体の期間(機械の選択と納入、オペレーションとメンテナンス、大規模な修理や再生、廃棄や交換)を通じて機械の所有コストおよびオペレーティングコストを可能な限り低減するために最適な管理サービスを提供し支援することで、LCS(Life Cycle Support)とも表記されます。
連結配当性向
配当金総額÷親会社株主に帰属する当期純利益×100

A-Z

CSV(Creating Shared Value:共通価値/共有価値の創造)
企業が社会問題や環境問題などに関わる社会課題に取り組み、社会価値と企業価値を両立させようとする経営フレームワークです。
CSVの視点を織り込んだ「マーケティング経営」
古河機械金属グループは、CSVの視点を織り込んだ「マーケティング経営」を実践し、「社会インフラ整備」と「安全で環境に優しい豊かな社会の実現」という「社会価値」を創造することでSDGsの目標達成に貢献します。
IPランドスケープ
自社の経営・事業戦略を定める際に、経営・事業情報に知財情報を取り込んだ分析を実施。その結果(現状の俯瞰、将来の展望など)を経営者・事業責任者と共有し、結果に対するフィードバックを受けたり、立案検討のための議論や協議を行ったりすること。(出典:特許庁HP)