お客さまとの関わり

品質保証マネジメント体制

古河機械金属グループでは2020年度に品質保証マネジメント体制の見直しを行いました。製品安全のみならず、お客さまに確かな品質を保証する体制を確立するために、古河機械金属(株)本社内に設置していた「製品安全委員会」を「品質保証委員会」へ組織を変更しました。また、当社グループの品質保証体制を管理し、品質保証および製品安全に関する活動を推進するために、当社技術統括本部内に「品質保証管理部」を新設しました。合わせて制定した「品質保証基本方針」「品質保証行動指針」に基づき、全社一丸となってお客さまの信頼と満足が得られるモノづくりおよびサービスの提供に努めます。

品質保証マネジメント体制図

品質保証委員会

品質保証委員会では、同委員会の下に中核事業会社の品質保証責任者を集めた品質保証専門会議および機械系・素材系に分かれて活動する部会を組織しています。これらは製造、品質保証、製品安全に関する法令遵守およびお客さまが安全かつ安心して使用できる製品づくりを推進しています。また、製品安全は品質保証に含まれるという考えのもと、リスクアセスメントの実施など製品安全レベルの向上のための活動も継続しています。

機械部会

機械部会では、「お客さまからの満足を得られる製品づくり」をテーマに、「クレームの削減」「生産変化点の管理」を継続して推進しています。各事業所間でのクレーム分析方法や削減の取り組み方法ついての情報共有と手法の水平展開を図っています。製造現場で発生する変化点が不具合の発生やクレームにつながらないよう、「見える化」から始まり「変化点集計」「予防計画」「予防活動の実行」、そして「検証」というフローに乗せる仕組みを構築しています。
機械系中核事業会社は、「モノづくり力」「現場力」の次のステップに向けての歩みを止めず、お客さまに信頼されるブランドであり続けることに努めます。

素材部会

電子機器などに幅広く使用される素材を製品としている中核事業会社で構成される素材部会では、お客さま重視の考えに基づき「市場クレームゼロ」を目標に海外調達品を含めた品質保証体制の改善に取り組んでいます。
素材系中核事業会社におけるリスクアセスメントとして、SDS※1などでリスク情報を提供しているほか、不良品の流出も大きなリスクと捉えており、変更点管理を重視したFMEA※2の運用による信頼性の高い設計および検査の自動化の推進により、不良品の流出防止に努めています。当部会では、これらの情報を共有し、各社のスキルアップを図る活動に取り組んでいます。

  1. ※1SDS(Safety Data Sheet):安全データシート。
  2. ※2FMEA (Failure Mode and Effects Analysis) :設計や工程の計画段階で、品質問題の原因を事前に予測して問題を防止する体系的な分析方法。