リスクマネジメント

全社的リスクマネジメントの推進体制

古河機械金属グループは、成長に向けた経営基盤の整備のため、全社的リスクマネジメント体制を強化・拡充し、「当社グループのCSR/ESG課題に配慮した事業運営の実践による企業価値の向上」を図っていきます。
古河機械金属㈱に設置したリスクマネジメント委員会は、当社のサステナビリティ担当取締役を議長とし、当社サステナビリティ推進部が事務局となり、原則年2回開催されます。
同委員会では、当社グループの事業活動に支障を来すおそれのあるリスクが顕在化した際における生命・財産の保全、被害・損失の極小化に取り組んでいます。
同委員会は、グループ各社・各部門のリスクの評価、リスクの対応策の検討・評価を行います。その結果、当社グループの経営に重大な影響を及ぼす可能性があると判断したリスクについて、評価結果および対応策の是非を取締役会に答申することで、実効性のあるリスク管理を推進します。
また、同委員会の下部組織に人権リスク部会、環境リスク部会、グループBCP部会を設置し、人権に関する課題、カーボンニュートラルなどの気候変動に関する課題および危機発生時の事業継続に関する課題の解決に向けて取り組んでいきます。

リスクマネジメント体制図

事業継続計画(BCP)/事業継続マネジメント(BCM)

自然災害における当社グループの潜在的リスク

主要拠点における自然災害の潜在的リスクを洗い出し、事業に与える影響が高いリスクについてBCPを策定しています。

●拠点別自然災害リスク
  本社 小山栃木工場 高崎吉井工場 佐倉工場 大阪工場 いわき工場
地震
洪水 × ×
土砂崩れ × × × × ×
津波 × × × × ×
台風
潜在リスクの高さ ◎高い 〇中 △低い ×かなり低い

BCPの運用

有事の際、役職員の安全と各所の被災状況の確認を迅速に実行できるよう、安否確認システムを利用した安否確認訓練および非常用として各主要拠点に設置しているトランシーバーを使用した災害報告訓練を定期的に実施しています。また、食糧・飲料などの備蓄品の内容、管理方法の見直しを行っています。

BCMの運用

グループBCP部会を中心としてグループ各社のBCPの確認や見直し、BCMの運用に注力していきます。