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足尾鉱山の一部エリアが環境省の「自然共生サイト」に認定

2026年04月10日

 ■サマリー
 ・古河機械金属が管理する足尾鉱山の松木エリアと大平山エリアが、環境省の「自然共生サイト」に認定。
 ・自然共生サイトは、民間などの取り組みにより生物多様性の保全が図られている区域を国が認定する制度。
 ・両エリアは地域生物多様性増進法に基づく計画が主務大臣に認定され、2026年3月に正式登録。



当社(本社:東京都千代田区、社長:中戸川 稔)グループが管理する休廃止鉱山の足尾鉱山(栃木県)における一部エリアが、「共生の大地 足尾(松木エリア)」および「共生の大地 足尾(大平山エリア)」として、環境省の地域生物多様性増進法に基づく「自然共生サイト」の認定を受けました。
「自然共生サイト」とは、「30by30」の目標達成に向け、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を環境省等が認定する制度で、2023年度から運用されています。2025年4月には、ネイチャーポジティブに関する幅広い取り組みに対応するべく、「自然共生サイト」を法制化した「地域生物多様性増進法」が施行されました。
当社が申請した「共生の大地 足尾(松木エリア)自然環境保全活動計画」および「共生の大地 足尾(大平山エリア)自然環境保全活動計画」は、地域生物多様性増進法に基づく「増進活動実施計画」として、2026年3月に主務大臣(環境大臣、農林水産大臣及び国土交通大臣)により認定され、両エリアが地域生物多様性増進法に基づく「自然共生サイト」として登録されました。
今後も、認定されたエリアを生物多様性の保全に関する取り組みを積極的に行う区域として位置づけを定め、ステークホルダーの皆さまと連携し、足尾地域における豊かな自然環境の保全に努めていきます。

※30by30 2022年12月に開催された国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)において採択された「2030年までに世界全体で陸地と海のそれぞれ30%以上を保全地域にすること」を定めた世界目標

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松木エリア(夏のサイト内)

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「自然共生サイト」に登録された2つのエリアについて

①共生の大地 足尾(松木エリア)

煙害により周辺山林が枯死したエリアであり、亜硫酸ガス対策の技術確立や国・県等と連携した植栽に取り組んできました。周囲には依然として回復の取り組みが必要な場所が残るものの、本エリアでは多様な環境からなる生態系が回復し、土砂流出防止等の調整サービス機能とともに、多様な動植物の生息・生育地サービスを提供しています。

所在地 栃木県日光市
面積 19.13ha
活動タイプ 維持タイプ
環境・生物 ・樹林地や二次草地等の多様な環境からなる生態系
・植物153種、哺乳類4種、鳥類25種、両生類1種、昆虫類152種と多様な種を確認
・環境省・県RL掲載種も確認
主な活動 ・巡視/景観変化の把握
・食害対策の検討・実施
その他 ・森林法に基づく土砂流出防備保安林に指定
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ナミハンミョウ

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ノスリ

②共生の大地 足尾(大平山エリア)

林業等の利用の履歴はなく、登山道も整備されていないため、原生的な生態系を維持しています。また、日光国立公園と隣接しており、バッファーゾーンとしても機能しています。定期的な巡視により希少な植物種や植物群落等の生態系基盤の変化の確認を実施しています。

所在地 栃木県日光市
面積 5.68ha
活動タイプ 維持タイプ
環境・生物 ・山地~亜高山性の動植物が生息生育
・植物35種を確認、うち4種は日光国立公園指定植物
・哺乳類6種、鳥類15種、昆虫類40種と多様な種を確認
主な活動 ・巡視/景観変化の把握
・食害対策の検討・実施
その他 ・原生的な自然生態系として、植生自然度9の「コメツガーダケカンバ群落」が存在
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大平山エリア(夏のサイト内)

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ミツバオウレン

お問い合わせ先:お知らせに関して

古河機械金属株式会社 経営企画部広報・IR課

03-6636-9501

お問い合わせ先:自然共生サイトに関して

古河機械金属株式会社 環境安全統括部

03-6636-9511