『道の駅日光開業10周年記念 写真と映像でみる「日本の近代化と足尾」』に展示協力 ~ロックドリル部門のさく岩機を貸し出し~
2025年08月05日
当社(東京都千代田区、社長:中戸川 稔)は、7月19日(土)~8月31日(日)の期間、道の駅日光 日光街道 ニコニコ本陣船村徹記念館1F企画展示エリアにおいて開催中の、『道の駅日光開業10周年記念 写真と映像でみる「日本の近代化と足尾」』の展示会に、ロックドリル部門の足尾式空圧さく岩機3台を貸し出ししました。
今回、貸し出した足尾式さく岩機は、当社グループの中核事業会社で、ロックドリル部門を担う古河ロックドリル株式会社(東京都千代田区、社長:山口 正己)の関係会社である足尾さく岩機株式会社(本社:栃木県日光市、社長:落合 望)の源流である古河鉱業足尾製作所が製造していた、小型ハンドドリル(ASD18)、中型ハンドドリル(ASD25)、中型ストーパー(ASD40)の3台です。
当社グループは、地域の歴史や産業の価値を広く伝える活動を通じて、持続可能な社会づくりに貢献していきます。



■貸し出ししたさく岩機の概要
■貸し出ししたさく岩機の概要
・小型ハンドドリル(ASD18)
1930年(昭和5年)頃に開発。国産初の「半自動バルブ」の導入により、部品の摩耗や空気圧の変化があっても、ピストンの打撃位置が安定し、その当時において効率的な作業が可能となりました。
参考:クラシックロックドリルの世界 第3回 ASD18 小型さく岩機
https://www.furukawarockdrill.co.jp/ashio/classic/asd18.html
・中型ハンドドリル(ASD25)
1937年(昭和12年)に開発。従来品よりも、軽量で、反動が小さく、せん孔速度を速くしました。
参考:クラシックロックドリルの世界 第4回 ASD25 中型ハンドハンマ
https://www.furukawarockdrill.co.jp/ashio/classic/asd25.html
・中型ストーパー(ASD40)
アメリカ製ストーパーを参考に1920年頃開発。ストーパーは、階段堀り(ストープ:下から上に向かって採掘する方法)のために上向きに押し付ける機能が付いたさく岩機で、金属鉱山で多用されました。
参考:クラシックロックドリルの世界 第5回 ASD40 中型ストーパー(上向きせん孔用さく岩機 BC21)
https://www.furukawarockdrill.co.jp/ashio/classic/bc21.html


■展示会概要
展示会名 | 道の駅日光開業10周年記念 写真と映像でみる「日本の近代化と足尾」 |
趣旨 | この企画展は、市制20周年・道の駅日光開業10周年を記念した夏休み企画として、旧足尾町の魅力を伝えるものです。 |
主催 | 一般社団法人日光市観光協会(日光支部足尾案内所) |
開催場所 | 道の駅日光 日光街道 ニコニコ本陣 日光市今市719番地1 船村徹記念館1階 企画展示エリア 他 |
会期 | 7月19日(土)~8月31日(日) |
入場時間 | 9時~16時30分 |
入場料金 | 無料 |
【補足資料】
■参考
【クラシックロックドリルの世界】
1914年に国産第一号さく岩機を開発してから80年余りの間に、当社(当時:古河鉱業)は40種類あまりの空圧さく岩機、空圧ブレーカを開発販売しました。
以下では、鉱山、土木工事に活躍し、時代を作ったさく岩機を紹介しています。
足尾さく岩機WEBサイト:https://www.furukawarockdrill.co.jp/ashio/classic/classic.html

お問い合わせ先:お知らせに関して
古河機械金属株式会社 経営企画部広報・IR課