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ロックドリル部門:地域の高校生向けにインターンシップを実施 ~高崎工場の生産現場で仕事体験~

2023年11月24日

 当社(社長:中戸川 稔)グループの中核事業会社で、ロックドリル部門を担う古河ロックドリル株式会社(東京都千代田区、社長:山口 正己)は、このたび、群馬県立高崎工業高等学校の生徒を対象に高崎工場(群馬県高崎市)にて3日間のインターンシップを実施しました。
 古河ロックドリルは、地域の高校生に対して、高崎工場での製品検査、加工、組立等の現場体験やそこで働く人とのコミュニケーションを通じて、実際の仕事内容やモノづくりへの興味・関心を高めてもらうこと、また、将来の進路選択の一助となることを目的に、インターンシップを定期的に実施しています。古河ロックドリルへの興味・関心を持ってもらえるよう、今後もインターンシップを通じた採用活動に取り組んでまいります。

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インターンシップの様子(NC工作機械の体験)

インターンシップ概要

場所 古河ロックドリル株式会社 高崎工場(群馬県高崎市)
対象 群馬県立高崎工業高等学校 第2学年
日数 10月18日~20日の3日間
内容 〈1日目〉
・工場案内、製品説明
・安全作業、図面の見方、測定具の使い方を学習
・検査体験
〈2日目〉
・小物部品の加工体験
 →熱処理前の小物部品や、各職場に必要な治具の加工を体験。
・熱処理作業体験
 →金属を加熱・冷却し硬度や性質を変化させる処理を体験。
〈3日目〉
・小物研削体験
 →熱処理を終えて硬くなった金属を、砥石を使って図面寸法に仕上げる加工を体験。
・組立体験
 →ブレーカ・ドリフタ・圧砕機の組立を体験。

学生の感想

  • ビルやコンクリートを壊す圧砕機や岩盤を砕く油圧ブレーカ、岩盤に孔をあけるドリフタが大迫力で格好良かった。
  • 組立作業は、一つ一つが慎重かつ丁寧に行われており、社員さんの製品への想いが伝わってきた。
  • 公差が常に1/100の世界であること、製造する上でミスは許されないことを学んだ。
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熱処理作業体験
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ドリフタの組立体験

古河ロックドリルの主要製品

油圧ブレーカ

 油圧ショベルのアタッチメント製品で、岩盤の掘削、岩石の小割、コンクリートの破砕などに使用され、超大型ブレーカや超低騒音ブレーカをラインナップ。高品質かつ高打撃力の油圧ブレーカを世界各地に供給。

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油圧クローラドリル

 発破用火薬を装填する下向きの孔を岩盤にあける自走式機械。国内外の砕石場、石灰石鉱山等の露天掘り現場で使用。近年ではIoTを活用した稼働サポートシステムを搭載し、顧客の業務効率改善の取り組みを実施。

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トンネルドリルジャンボ

 山岳トンネル工事現場の最先端である切羽で発破用火薬を装填する孔を掘る機械。国内の道路や鉄道の山岳トンネルのほとんどで使用。現在もリニア中央新幹線や北海道整備新幹線等のトンネル工事で活躍。近年、せん孔作業を自動化した機械も開発。

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高崎工場

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