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トラック搭載型クレーンメーカーとして 9月30日の「クレーンの日」にちなみ、労働災害防止を啓もう ユニッククレーンの安全対策を紹介

2023年09月29日

 当社グループの中核事業会社で、ユニック部門を担う古河ユニック株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山川 賢司)は、9月30日の「クレーンの日」※1にちなみ、トラック搭載型クレーンのメーカーとして、クレーン事故の主な事例紹介および事故の防止策、また最新のユニッククレーンの安全対策への取り組みについて紹介します。
 古河ユニックでは、今後もトラック搭載型クレーンに係る労働災害「ゼロ」を目指して、安全性を追求したユニッククレーンを提供し、更にお客さまに安心して作業していただくため、労働災害防止の啓もう活動を継続してまいります。
※1 クレーンの日:一般社団法人日本クレーン協会と公益社団法人ボイラ・クレーン安全協会により1980年に定められ、クレーン等の労働災害防止の啓もうを行う日(毎年9月30日)です。なお、2023年度クレーンの日のスローガンは「フックにかかる命の重み 指さし確認! 安全ヨシ!!」です。

クレーン作業中での転倒事故に気をつけよう!

事故内容
定格荷重を超える荷卸しをしたためにトラックが転倒。
防止策
・定格荷重を超える条件でのクレーン作業は行わないこと。
・あらかじめ、場所、つり荷の質重、移動式クレーンの能力等を考慮した作業計画を作成し、それに従ってクレーン作業を行うこと。
・クレーン作業にあたり、安全管理者の指示を受けるよう作業者に徹底させること。
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クレーンを格納し忘れて走行するのは危険です!

事故内容
クレーンのブームを格納し忘れ、そのまま走行したことにより接触事故が発生。
防止策
・作業終了後は、ブームをいっぱいまで下げて格納し、フックを格納(固定)すること。
・走行前はブーム、フック、アウトリガが格納状態である事を確認すること。
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最新のユニッククレーン『G-FORCE』シリーズの主な安全対策

過負荷作業によるクレーン折損事故および転倒事故を防止する装置を標準装備

定格荷重制限装置(定格荷重指示装置)
荷重と転倒の限界が近いことを「音声」で警告。手元の液晶ラジコンでは警告ランプや文字などの「表示」でも警告。
過負荷状態になるとクレーンの作動が自動で停止します。
※定格荷重指示装置は自動停止せず、過負荷(荷重の限界)が近いことを「音声」で警告します。

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ブーム・アウトリガ格納忘れを防止する装置を標準装備

ブーム・アウトリガ未格納警報装置
ブームを完全に伏せていない状態、横アウトリガを格納していない状態で、車両のパーキングブレーキを解除すると運転席内のランプと警報ブザーで格納忘れを警告。
人身事故などの重大事故につながりかねない、走行時の接触防止に役立ちます。
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※ユニッククレーン『G-FORCE』シリーズには上記以外にも安全装置を装備しています。
 5月10日リリースの「大型トラック搭載型クレーン『ユニッククレーン 新型G-FORCE』の発売」については下記をご覧ください。

https://www.furukawakk.co.jp/info/2023/20230510__g-force.html

ユニッククレーンとは

トラックに搭載することで「吊る、積む、運ぶ、作業する」という一連の作業を画期的なまでに効率化した荷役機械です。
「ユニック」の愛称は、トラック搭載型クレーンの代名詞となるほど日本では知名度を得ています。
常に最先端の技術を取り入れ高い作業性や安全性を誇り、約50%の国内シェアを有しています。

※「UNIC」、「ユニック」は、古河機械金属株式会社の登録商標です。

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大型トラック搭載型クレーン『URG504A

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古河機械金属株式会社 経営企画部広報・IR課

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