高専生・大学生・大学院生向けに5Daysインターンシップを実施 ~中核事業会社の工場で体験型インターンシップ~
2025年10月31日
■サマリー
・古河機械金属が2027年卒業予定の高専生・大学生・大学院生28名を対象に、5日間の体験型インターンシップを実施。
・古河産機システムズ・古河ロックドリル・古河ユニックの3工場で、設計・組立・プログラミング・実機操作など幅広い実習を提供。
・学生からは、学びとやりがいを感じる声が多数あった。
当社(本社:東京都千代田区、社長:中戸川 稔)は、2027年3月卒業・修了見込みの高専生・大学生・大学院生(合計28名)を対象に当社グループの中核事業会社の工場で5日間の体験型インターンシップを実施しました。
今回、学生を受け入れたのは、古河産機システムズ(本社:東京都千代田区、社長:岩間 和義)の小山栃木工場、古河ロックドリル株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山口 正己)の高崎吉井工場、古河ユニック株式会社(本社:東京都千代田区、社長:菅野 悌二)の佐倉工場で、計20日間(各5日間×4回)行いました。
当インターンシップは、各事業の製品設計、組立、操作などの体験や社員との懇談を通じて、製品やモノづくりへの関心を広げ、当社グループで働くイメージを持ってもらうことを目的として毎年実施しています。今後も、学生のキャリア教育支援として、業界研究や進路検討の場を提供することで、採用活動のさらなる充実に取り組んでいきます。
参加した学生の感想(抜粋)
・ポンプ製品を題材に設計を行い、図面から製品へのつながりと設計業務の重要性を体感し、楽しく学べた。
・製品を安全に使用する上で重要な解析を実際に行い、設計業務の内容をより深く理解できた。
・密閉式吊下げ型コンベヤSICONデモ機を見学することで、説明内容や設計した部品への理解が深まった。
・CADを用いた設計体験では、一から自分で条件を満たすモデルを作るのが初めてだったので、やりがいがあった。
・油圧ブレーカの分解・組立体験では、メンテナンスの要点を学ぶことができた。
・トンネルドリルジャンボの実機操作では、手動で動かすことの難しさを実感し、全自動操作の効率性を理解できた。
・大学で学んだ内容が実際の仕事に活かされており、とても興味深く、これからの研究や勉強のモチベーションになった。
・他のインターン生と意見を出し合い、協力しながら設計業務の本格的な実習を行うことができた。
・設計課題に沿って部品を図面化し、強度や周囲の部品との位置関係を検討する中で、設計の奥深さを実感した。
・自分でコーディングしたシステムでクレーンの実機を停止できたときは嬉しかった。
・1部品ではあるが、実際の使用箇所を意識し、自分の考えた配置や設計を任せてもらえたのは貴重な経験だった。
ポンプ製品の設計実習(小山工場)