Information

ロックドリル部門:ドリルジャンボ等のトンネル機械が絵本に登場 ~10月29日発売の「もぐらけんせつ」シリーズ第3弾の制作に協力・監修~

2025年10月28日

 ■サマリー
 ・トンネルドリルジャンボ、油圧ブレーカ、コンクリート吹付機が人気絵本『もぐらけんせつ』に登場。
 ・古河機械金属と古河ロックドリルが10月29日発売の『もぐらけんせつ』シリーズ第3弾の制作に協力・監修。
 ・作者・長崎真悟先生が古河ロックドリル吉井工場を訪問・実機見学・取材し、リアルな掘削方法を絵本で再現。



当社(本社:東京都千代田区、社長:中戸川 稔)および当社グループの中核事業会社でロックドリル部門を担う古河ロックドリル株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山口 正己)は、株式会社童心社(東京都文京区、社長:後藤 修平)が10月29日に発売する人気絵本『もぐらけんせつ あなぐましまいのドーナツトンネル』(作:長崎真悟)の制作に協力・監修。トンネル施工で使用されるドリルジャンボや油圧ブレーカ、コンクリート吹付機が絵本に登場しました。
本作は、累計発行部数74,000部(2025年10月8日現在)の人気絵本「もぐらけんせつ」シリーズの第3弾。主人公となる、町いちばんの工事の会社「もぐらけんせつ」が、山の向こうにあるドーナツ屋さんと町をつなぐため、山岳トンネル工事に挑む物語です。
絵本制作にあたり、出版社の童心社より取材協力・監修の要請を受け、作者の長崎真悟先生が古河ロックドリルの吉井工場を訪問。トンネル施工で使用されるトンネル機械の役割や特徴等の取材を行ったほか、実機となるトンネルドリルジャンボの作動を間近で見学されました。この取材を通じて得た知識・見識をもとに描かれたトンネルドリルジャンボ等のトンネル機械は、絵本の中で生き生きと迫力ある姿で登場し、実際のトンネル施工に近い掘削方法も、リアルに再現されています。
当社および古河ロックドリルは、同絵本を通じて、山岳トンネルがどのように掘られているか、どのようなトンネル機械が活躍しているかを、読者である子供たちや親御さんに知っていただくとともに、この絵本を入り口に将来、トンネル機械の製造工場やトンネル工事現場での仕事に興味を持ってもらうことを期待しています。

20251028_01.jpg
20251028_02.jpg

『もぐらけんせつ あなぐましまいのドーナツトンネル』

『もぐらけんせつ あなぐましまいのドーナツトンネル』の概要(童心社公式サイトより一部引用)

内容:もぐらけんせつの町で人気のドーナツ屋さんは、あまりの人気で売り切れつづき。「おみせがもっとちかかったら、たべてもらえるんやけどなあ」。「あなぐまドーナツ」は遠くの山の向こうから、ときどきドーナツを売りに来ているのです。ドーナツを食べたいという町のみんなの気持ちにこたえ、もぐらけんせつは山岳トンネルの工事に着手します。ドリルジャンボや油圧ブレーカ、おなじみのホイールローダーやショベルカー、ダンプカーまで、かっこいい重機が大活躍。ゆかいなもぐらたちの仕事ぶりも見所の、たのしいおはなし絵本です。
発行:株式会社童心社
発売日:2025年10月29日
定価:1540円(本体1400円+税10%)
URL:https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494023455

童心社の「もぐらけんせつ」シリーズについて

町いちばんの工事の会社「もぐらけんせつ」の個性ゆたかな職人たちが、重機を使っていろいろなものを作り、町のみんなのために「あんぜんだいいち」で働くおはなし絵本シリーズ。第1作目『りすさんいっかの木のおうち』では傾いてしまったりすさん一家のおうちを修理し、第2作目『ぽんぽこでらのおまつり』ではこわれてしまったお寺の橋を工事。第3作目となる本作では、ドリルジャンボが初登場。山の向こうでドーナツ屋を開くあなぐまのしまい、そしてドーナツを食べたいという町のみんなのために、もぐらけんせつが山岳トンネルを建設します。

20251028_03.jpg

1作目『りすさんいっかの木のおうち』

20251028_04.jpg

2作目『ぽんぽこでらのおまつり』

長崎真悟先生からのコメント

20251028_05.jpg

吉井工場を見学する長崎真悟先生

トンネル工事はいつか「もぐらけんせつ」にやってもらいたいなと思っていました。もぐらは穴掘りが得意ですし、変わった重機が登場するので、楽しい絵本になると思ったからです。またトンネルは身近な存在ですが、どういう流れで作られているかよく分からなかったため興味がありました。

描くにあたり、古河ロックドリルさんを見学させていただきました。ドリルジャンボなどの重機の迫力はものすごく、さらに様々な工夫から今までの工事の苦労と進化を感じることができました。
トンネル工事はかっこいい重機の活躍もありますが、安全への配慮と地道な作業の繰り返しで、本当に大変なお仕事です。

私もそうでしたが、トンネルを通るときにわくわくするというお子さんもいるかと思います。今回「もぐらけんせつ」はみんなのために一生懸命トンネルを掘ることになりますが、無事に貫通できるのか応援してもらえたらうれしいです。

20251028_06.jpg

■長崎真悟先生プロフィール

イラストレーター・デザイナー。恐竜や重機のイラストで幅広く活躍。群馬県生まれ、
横浜市在住。東京デザイナー学院グラフィックデザイン科卒。おもな作品に『ぼくの
きょうりゅうかんさつ日記』(徳間書店)などがある。『もぐらけんせつ りすさんいっか
の木のおうち』で第15回「リブロ絵本大賞」受賞。

古河ロックドリルのトンネル機械について

■トンネルドリルジャンボ(国内シェア約80%)
トンネルドリルジャンボは、山岳トンネル工事現場の最先端である切羽で発破用爆薬を装填する孔を掘る機械です。国内の道路や鉄道の山岳トンネルのほとんどで使用された実績があり、現在もリニア中央新幹線や北海道整備新幹線等の長大トンネル工事で活躍しています。近年、せん孔作業を自動化した機械も開発し、作業員の負担軽減、安全で正確かつ効率的な工事の実現に貢献しています。

■油圧ブレーカ(国内シェア約40%)
砕石場や土木・建築現場等のインフラ整備に貢献する油圧ブレーカは、油圧ショベルのアタッチメント製品で、岩盤の掘削、岩石の小割、コンクリートの破砕などに使用されています。様々なニーズに対応するため基礎解体や岩盤掘削用の超大型ブレーカまでラインナップし、更に環境に配慮した超低騒音ブレーカも取り揃え、高品質かつ高打撃力の油圧ブレーカを世界各地に供給しています。

■コンクリート吹付機
コンクリート吹付機は、トンネル工事現場の岩盤や構造物を補強し、崩落を防ぐために、コンクリートを壁や天井に吹き付けて固める機械です。粉じんや跳ね返りを減らす構造で、急結剤により固めるので、作業性・安全性が高く、更に遠隔操作や環境に配慮したタイプをラインナップし、トンネル内だけでなく法面(斜面)の補強などでも幅広く活躍しています。

■参考動画
・「【社会課題を解決】巨大重機・ドリルジャンボでトンネル掘削編|古河機械金属PV」

https://www.youtube.com/watch?v=1tDy0vfI2So

当お知らせPDF版はこちら

お問い合わせ先:お知らせに関して

古河機械金属株式会社 経営企画部広報・IR課

03-6636-9501

お問い合わせ先:製品に関して