「第7回 国際 建設・測量展(CSPI-EXPO2025)」に出展 ~ロックドリル・ユニック・産業機械製品を展示し、おおよそ3,400人が来場~
2025年07月31日
当社(社長:中戸川 稔)グループの中核事業会社で、ロックドリル部門を担う古河ロックドリル株式会社(東京都千代田区、社長:山口 正己)、ユニック部門を担う古河ユニック株式会社(東京都千代田区、社長:菅野 悌二)、産業機械部門を担う古河産機システムズ株式会社(東京都千代田区、社長:岩間 和義)は、このたび、千葉県の幕張メッセにて開催された建設・測量業界国内最大級の専門展示会の「第7回 国際 建設・測量展(CSPI-EXPO2025)」に出展しました。期間中のブース来場者数の合計は、おおよそ3,400人となりました。ご来場いただいた皆様に、厚く御礼申し上げます。
ロックドリル製品ブース



解体・リサイクル業者へのPRを目的として、主力製品である超大型超低騒音油圧ブレーカ『Fxj1070α』、小割圧砕機『Vs22-V』(Φ600㎜強化型アクティブマグネット仕様及びΦ600㎜標準型フレームマグネット仕様)を実機展示しました。『Fxj1070α』は、強大な打撃力と低騒音構造を持ち合わせており、硬い岩石や基礎コンクリートを破砕する作業環境に配慮した油圧ブレーカです。『Vs22-V』は、強力な破砕力、軽量な機体、そして強力なマグネットを備えた「軽い・速い・強い」 3拍子揃った使いやすい小割圧砕機です。
また、F-MICAS※1および新商品GEOLAS※2のパネル展示と動画紹介や、全自動ドリルジャンボのドリルシミュレーションを実演しました。
さらに、国産初の量産型さく岩機として、大正時代に製造された足尾式小型さく岩機『ASD11』や、『Fxj1070α』と対照的なサイズの小型油圧ブレーカ『Fx15α』(解体ブラケット仕様)も展示し、さく岩機メーカーとしての歴史と製品ラインアップの幅広さをアピールしました。
展示会期間中には、油圧ブレーカおよび小割圧砕機の複数台の受注に加えて、多数の引き合いもあり、製品への関心の高さを実感しました。
※1:F-MICASとはFRD Machine Information Control & Analysis Systemの略称で、ブラストホールドリルおよび油圧ブレーカの稼働サポートシステムです。土木施工現場における省力化・効率化の実現性が評価され、国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)に登録されています。
https://www.furukawarockdrill.co.jp/support
※2:GEOLASとはGeological Analysis Systemの略称で、岩質判定システムです。1孔あたりに約10㎝間隔で軟岩、中硬岩、硬岩など岩質を判定します。
ユニック製品ブース

『UM445C』(海外仕様)

(試作品)

欧州で販売している海外仕様の充電式リチウムイオンバッテリー搭載モデル『UM445C』と交換式バッテリー搭載プロトタイプモデル『URU054C』を展示しました。『UM445C』は、4t吊りのミニ・クローラクレーンで、環境負荷低減のニーズに応えたモデル、『URU054C』は、本田技研工業株式会社が提供する持ち運び可能な交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」で駆動する試作品モデルです。これらの異なる2機種のバッテリー式モデルの展示を通して、製品への期待度などの声を多く得ることができました。
また、トラック搭載型クレーンの操作を古河ユニック製「液晶ラジコンJOY」の実機を使ってVR(仮想現実)上で疑似体験するVRクレーンシミュレータを展示しました。実際にクレーン操作しているようなリアルな操作を体験することで、「液晶ラジコンJOY」の操作体験や、効率的な習熟訓練に加え、「クレーン事故ゼロ」に向けた安全意識向上の機会にもなりました。
産業機械製品ブース


密閉式吊下げ型コンベヤ『SICON®』のサンプルとコーンクラッシャ『GEOPUS C3』の模型を展示しました。
『SICON®』は、通常の平ベルトコンベヤと異なり、土砂などの搬送物をコンベヤベルトで袋状に包み込み、モノレールのように吊り下げて搬送するため、荷こぼれや粉じん、騒音などを抑制し、搬送物を落とさず静かに運ぶことができます。展示を通じて、建設業界の多くの方に新たな土砂搬送方法としての『SICON®』活用を周知することができました。
また、マテリアル機械の主力製品であるGEOPUSシリーズの中核をなすコーンクラッシャ『GEOPUS C3』の精巧な模型を展示し、実機の構造や機能を紹介しました。採掘現場(上流)向けのロックドリル製品と、プラント(下流)向けのマテリアル機械製品を組み合わせた、砕石現場における上流から下流までの一貫したソリューションをアピールしました。
第7回 国際 建設・測量展(CSPI-EXPO2025)
開催日 | 2025年6月18日~21日 |
会場 | 幕張メッセ(千葉県) |
概要 | 国際 建設・測量展とは、建設機械・重機、小型建機、測量機器、ICT建設技術、ドローン、3D計測機器、建設資材など、建設・測量分野の最新技術や製品、サービスが一堂に集結する展示会です。近年は1年に一度、千葉県で開催されています。主催社の発表によると、今年は5万人以上が来場されました。 |
お問い合わせ先:古河ロックドリル株式会社
古河ロックドリル株式会社 営業企画部
お問い合わせ先:古河ユニック株式会社
古河ユニック株式会社 国内営業部営業推進課
お問い合わせ先:古河産機システムズ株式会社
古河産機システムズ株式会社 事業企画部
お問い合わせ先:お知らせに関して
古河機械金属株式会社 経営企画部広報・IR課