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「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」の構成銘柄に初選定

2022年04月06日

当社は、この度FTSE Blossom Japan Sector Relative Indexの構成銘柄に初めて選定されました。

グローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russellにより構築されたFTSE Blossom Japan Sector Relative Indexは、各セクターにおいて相対的に、環境、社会、ガバナンス(ESG)の対応に優れた日本企業のパフォーマンスを反映するインデックスで、セクター・ニュートラルとなるよう設計されています。また、低炭素経済への移行を促進するため、特に温室効果ガス排出量の多い企業については、TPI経営品質スコアにより改善の取り組みが評価される企業のみを組み入れています。
同指数は、親指数となる「FTSE Japan All Cap Index」1,391銘柄のうち、各セクターにおけるFTSE RussellのESG評価上位50%かつESGレーティング2.0以上の日本企業493銘柄(2022年3月29日時点)を選定しており、当社もその基準を満たしていることから選定されました。世界最大規模の公的年金積立金を管理・運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)も、ESG投資の運用に当たっての投資判断基準の一つとして同指数を採用しています。

当社グループは、1875(明治8)年の創業以来、銅山開発を起点に時代のニーズに合わせた製品・技術・サービスを提供しながら事業を発展させてきました。その礎となった足尾銅山では、日本で初めて「安全専一」(現在の「安全第一」)のスローガンを掲げ、従業員や職場の安全衛生活動に取り組みました。また、日本の発展の過程では時代の要請に応えるべく、事業活動を通じて様々な課題解決に取り組んできました。現在では、CSVの視点を織り込んだ「マーケティング経営」を推進し、顧客が抱えている課題を解決することのできる製品・サービスを提供し、企業価値向上と持続的な成長を成し遂げるとともに、「社会インフラ整備」、「安全で環境に優しい豊かな社会の実現」などの社会価値の創造に寄与し続けるために、創業150周年に向けた2025年ビジョンの実現にまい進しています。
こうした経験や努力は、今日の当社グループのESGやSDGsへの取り組みにつながっており、2021年7月には日本政策投資銀行の環境格付評価において7年連続で「最高ランク」を取得したほか、11月には「日経SDGs経営調査2021」で星3つを獲得、2022年3月には「健康経営銘柄2022」に初選定されるなど、評価を得ています。
今後は、FTSE Blossom Japan Sector Relative Indexより厳しい選定基準となるFTSE Blossom Japan Indexにも組み入れられるよう、ESGの取り組みを強化し積極的に開示していきます。

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古河機械金属株式会社 経営企画部広報・IR

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