素材事業

電子部門

高純度・高品質なキーマテリアルの提供により
最先端のIT・エレクトロニクス技術を支えています。

特長
  • 高純度金属ヒ素は国内外で高いシェアを維持
  • 放熱部材である窒化アルミセラミックスは需要拡大

高純度金属ヒ素

国内90% 海外60%

主要製品・サービス

高純度金属ヒ素

高いシェアを誇る高純度金属ヒ素は、ガリウムヒ素半導体の原料として使用されています。
当社では早くから高純度金属ヒ素の特性に注目し、世界最高純度である99.999995%の高純度金属ヒ素を生産する国内唯一のメーカーであり、そのシェアは世界トップを誇ります。

高純度金属ヒ素

窒化アルミセラミックス

窒化アルミセラミックスは熱伝導性、熱放射性、電気絶縁性などに優れており、半導体製造装置用部品、基板用材料、フィラーにも使用され用途が拡大しています。

窒化アルミセラミックス(フィラー)

窒化アルミセラミックス(部品)

コア・コイル

コアを自社生産できる技術を活かしてコイルを製造・販売しています。自動車ECU(電子制御装置)や電源、HEV(ハイブリッド自動車)、EV(電気自動車)のコンバーターなどに使用されています。

コア・コイル

電子部門

古河電子株式会社

ガリウムヒ素半導体の原料となる高純度金属ヒ素をはじめ、ガリウムリン多結晶などの各種結晶製品、コア・コイル、窒化アルミセラミックス、レーザー用レンズなど、高度情報化社会の進展に欠かせない電子材料の製造・販売を行っています。
当社グループの電子材料事業は、1961(昭和36)年に高純度金属ヒ素の国内唯一の研究に着手したことからはじまりました。
現在では高純度金属ヒ素の国内唯一のメーカーとして揺るぎない地位を築き上げ、国内需要の大半を供給するとともに、海外にも多く輸出しています。
2005年、古河機械金属株式会社の電子材料事業を分社化して、古河電子株式会社が設立されました。当社の製品は、そのままの形ではなかなか人びとの目に触れることがありませんが、どれも現代社会にとって欠かせないものばかりです。今後も人びとの生命を守り、豊かな暮らしに役立つ素材の開発を進めることで、いっそうの社会への貢献をめざします。
そのためにも、成熟製品だけでなく戦略製品の育成、販売強化に取り組んでいます。

いわき工場(福島県)

関係会社

FD COIL PHILIPPINES,INC.

2014年設立。フィリピン・ブランカ州に本社を置き、コイルを製造しています。

TOPICS

高度化する電子機器を支える電子製品

情報技術の発展に不可欠なものの一つに、携帯電話やLD、LEDに使われるガリウムヒ素半導体があります。その原料となるのが高純度金属ヒ素です。
過去、当社足尾製錬所の自山鉱に含まれるヒ素を回収するため、大正時代初期より亜ヒ酸製造技術を確率しました。ヒ素は従来から農薬・ガラス・医薬品などに利用され、半導体材料としても注目されていました。
当社では早くからその特性に注目し、1960(昭和35)年より高純度金属ヒ素の開発に着手、1962(昭和37)年に研究開発が完了し、99.999%(5N)以上の金属ヒ素の製品化に成功しました。現在では、世界最高純度である99.999995%(7N5)の高純度金属ヒ素を生産しています。電子部門は、高純度金属ヒ素の国内唯一の製造メーカーであり、そのシェアは世界トップを誇ります。

情報技術の発展に不可欠な高純度金属ヒ素

電子部門に関するお問い合わせ

電子材料に関するお問い合わせ

取扱い製品・サービス

高純度金属ヒ素 / ガリウムリン多結晶 / コア・コイル / 窒化アルミセラミックス/ レーザー・IR用光学レンズ・ミラー / 回折光学素子(DOE) / その他電子材料