同じ仕事はない。だから、面白い。
産業機械という広いフィールドの中で、
営業のプロフェッショナルに。

営業
  • マテリアル機械本部
    マテリアル機械営業部 営業課
  • S.N
  • 2017年入社 | 経済学部 経済学科卒

PROFILE

父親の仕事の関係で、幼い頃から工事現場に足を運び、さまざまな機械を目にしてきた。就職活動で真剣に将来の仕事を考え始めた時に、頭に浮かんできたのはそんなシーンだったという。機械としての幅広さ、そして社会への貢献度の高さが古河機械金属が手掛ける産業機械の魅力。営業として多様なビジネスに携われることにも面白さを感じ、入社を決意した。入社後、現部署に配属。東京本社や栃木営業所など拠点は変わりつつも営業活動に従事している。

当社を選んだきっかけ

子どもの頃から夢見ていた、
機械に関わる仕事。

子どもの頃から、大きな機械が大好きでした。建設など産業の現場で縁の下の力持ちのように動く機械を見る度にワクワクして、大人になったら機械に関わる仕事をしてみたいと思っていました。私たちが扱うマテリアル機械は、まさにこのように社会を支える存在です。当社では岩石などを細分化して建設資材となる砂利などをつくる破砕機や粉砕機、造粒機など多様な産業機械を扱っています。
入社後4年間は、栃木営業所にて主に砕石業のお客さまを担当しました。既存のお客さまを訪問し、当社の窓口としてアフターサポートなどに対応しながら、次の提案につなげていくという、基本的な営業の流れを学びました。また、新規のお客さまの開拓にも取り組みながら、さまざまなお客さまと出会い、たくさんの現場に足を運び、最前線で貴重な経験を積みました。中でも一番うれしかったのは、自分の提案が実を結んで導入された機械が現場で動き出す瞬間を目の当たりにした時でしたね。

心に残るプロジェクト

真のニーズに合わせた大胆な提案で
競合に傾いていた意向が徐々に当社に。
大逆転で受注を勝ち取った経験。

入社2年目、粘り強く1年近くかけて契約を勝ち取った案件があります。私が最終的に提案したのは、当社のラインアップの中でも特別なタイプの粉砕機。これまで販売実績はあまり多くない機種でしたが、何度も訪問して話を聞き、自分なりにニーズを分析した結果、自信を持って選択した機械でした。プレゼン資料も工夫を重ね、生産効率やコスト、メンテナンス性など、お客さまのニーズに合わせて表やグラフなどを多用し、ひと目で理解できるようにしました。最初、お客さまの意向は競合他社に傾いていたようですが、粘り強く提案を続けるうちに少しずつ当社の方に傾き始め、最終的には大逆転で受注できたのです。
納入後の試運転で思わぬアクシデントもありましたが、設計や製造の技術者たちと一緒になって懸命に対応したことで、最終的にはお客さまにも「古河にして良かったよ」と言っていただき、心に残る仕事となりました。顧客にどこまでも寄り添い、最適な提案を模索し続けること。自分なりのスタイルを見つけるきっかけになるプロジェクトだったと思います。

10年後に目指す姿

どんな業界や機械にも対応できる、
“プロフェッショナル”になるために。

2021年7月、東京本社に異動し、現在は主に非鉄金属業界や海外のお客さまを担当しています。業界も扱う機械も大きく変わり、まるで別の会社に転職してきたような感覚。改めて当社のフィールドの広さを実感しています。また、栃木営業所の頃と営業スタイルも変化しました。栃木営業所時代は地域に根差した営業活動がメインだったため、人と人との関係づくりに一番重きを置いていましたが、本社に異動後は、複数の機械を組み合わせたプラントなど、数年がかりで取り組む億単位の大型案件や海外案件も多く、綿密な資料の準備やロジカルなアプローチに注力しています。
5年目を迎えて今思うのは、“ひとつとして同じ案件がない”、それが当社の仕事の魅力であること。向き合う業界も扱う機械も多様な中、お客さまのさまざまなニーズに対応できるのは、長年にわたって培ってきた当社の技術力と提案力があるからこそだと思っています。今後も、さまざまなお客さまや機械との出会いがあるはず。どんなシーンでも、どんなニーズにも応えうる、営業のプロフェッショナルを目指していきたいですね。

1日のスケジュール

  • 8:30

    出社。メールのチェックや書類の整理など。

  • 9:30

    ミーティング。社内業務改善に関わるプロジェクトチームでの打ち合わせ。

  • 10:30

    お客さまに電話やメールで連絡。午後に提出する見積書類などを作成する。

  • 12:00

    昼休み。

  • 13:00

    2社のお客さまを訪問。稼働している機械の点検や、次の提案に向けた情報収集をする。

  • 15:00

    帰社。訪問先のお客さまからの引き合いを受け、提案書を作成。

  • 17:00

    課内のミーティング。進捗状況の確認や情報の共有などを行う。

  • 17:30

    退社。