私たちの強み Power
モノづくりを追求して145年以上。
古河機械金属は、
機械と素材の両分野で幅広い事業を展開するメーカーです。
1875年の創業以来、古河機械金属は、
銅山開発を起点に時代のニーズに合わせてさまざまな事業を展開してきました。
今回は、その歴史と実績、ビジョンを紹介します。
会社概要
- 創 業
- 明治8年
- 創 立
- 大正7年
- 資本金
- 282億818万円
- 代表者
- 代表取締役社長 中戸川 稔
- 売上高(連結)
- 2,141億9,000万円(2023年3月末現在)
- 従業員数(連結)
- 2,831名(2023年3月末現在)
- 拠 点
-
- 本社: 東京
- 支店: 札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡
- 研究所: つくば(茨城)、小山(栃木)
- 工場: 小山、栃木、日光(以上栃木)、高崎(群馬)、佐倉(千葉)、いわき(福島)、大阪ほか
- 海外: アメリカ、オランダ、タイ、中国、韓国、インド、マレーシア、フィリピン、パナマ、ロシアほか
古河機械金属 “開拓” の歩み
創 業
新潟県で銅山経営を開始
先見の明で“銅”の可能性に着目。
日本の文明開化を後押しするために…
足尾銅山の経営を開始。
当時発展途上にあった日本において、銅山経営は基幹産業でもありました。そんな中、古河機械金属は初期から足尾銅山に目をつけ、銅山経営を開始。その後、1884年には各銅山の産出量で足尾銅山の産出量が日本一となりました。
「輸入物の機械は体格に合わず扱いづらい」
そんな作業者の声から…
「輸入物の機械は
体格に合わず扱いづらい」
そんな作業者の声から…
日本で最初にさく岩機を製作。
銅山開発に欠かせないのが、岩を打ち砕く“さく岩機”。しかし、当時流通していた輸入さく岩機は、日本人の体格に合わず大きく扱いづらいという課題がありました。そこに目をつけたのが、古河機械金属です。日本初となる国産さく岩機を足尾銅山で開発し、よりスムーズな銅山開発を実現しました。
不要物として処理していた素材を
“価値ある素材”にするために…
製錬事業を譲り受け、
化成品部門へ本格進出。
銅鉱石の製錬時に、副産物として生成される硫酸や希少金属。当初はこれらを不要物として処理していましたが、科学の発達とともに利用価値の高い資源であることが判明。古河機械金属は、1935年から硫酸や硫酸派生製品などさまざまな化成品の製造・販売を開始し、1944年に東亜化学製錬株式会社の製錬事業を譲り受けたことを機に、本格的に化成品部門への参入をスタートしました。
高まる半導体ニーズ。
高度情報化社会の発展を目指して…
国内唯一。
高純度金属ヒ素の販売開始。
ヒ素は、製錬時の副産物の一つ。古河機械金属は他社に先駆けて、ヒ素の可能性に着目し、国内随一の亜ヒ酸製造技術を確立しました。その後、1961年には高純度金属ヒ素の国内唯一の研究に着手。この先見の明こそが、現在99.999995%の高純度金属ヒ素の生産を実現し、国内外においてトップシェアを確立している理由でもあります。
戦後復興で活躍した「ユニック」。
高機能化でもっと人々の役に立つと考え…
戦後復興で活躍した「ユニック」。
高機能化で
もっと人々の役に立つと考え…
現場作業を大幅に効率化する
「ユニック」を買収。
国内で車両搭載型クレーンの代名詞にもなっている「ユニック」。ユニッククレーンは、トラックや船舶にクレーンを搭載し、吊る・積む・運ぶ・作業するといった一連の動作を効率化した荷役機械です。古河ユニック株式会社の前身である共栄開発株式会社は、国産初の車両搭載型クレーンを開発。1987年に古河機械金属グループ会社の傘下に。現在は古河ユニック株式会社となり、ユニッククレーンの高機能化・高付加価値化に取り組んでいます。
めまぐるしく変化する社会の中、
各事業でさらなる価値を創出するために…
めまぐるしく変化する社会の中、
各事業で
さらなる価値を創出するために…
多様な事業を分社化し、
グループ経営体制へ移行。
これまでの歩みの中で展開してきた「機械事業」「金属事業」「電子化成品事業」といった多様な事業を分社化。「古河機械金属グループ」として歩みを開始し、さらなる企業価値の向上を目指しています。
ノウハウを結集させ、
多様な社会課題を解決していくために…
ノウハウを結集させ、
多様な社会課題を
解決していくために…
本社オフィスを集約し、
未来を切り拓く原動力に。
創業150周年を迎える2025年に向け、新たな成長基盤を構築するべく、東京各地に分散しているグループ本社機能を、日本橋に集約。意思決定の迅速化、業務効率化、グループ内のシナジー創出を、未来を切り拓いていく原動力にしていきます。
現在の古河機械金属
世の中のニーズや社会課題に向き合い、
一つ一つ応えていくことで培った、
古河機械金属グループの総合力。
幅広く事業を展開する当社グループ。
事業の幅広さは、創業から145年以上にわたって、社会課題に向き合い続け、
技術で解決策を提示してきた証でもあります。
今後も、各事業が相互に補完し合いながら、
“古河機械金属グループ”として強みを発揮していきます。
実 績
創業年
売上高
※2023年3月期
拠点数
グループ従業員数
※2023年3月現在
グループ社数
国内シェア
これからの古河機械金属
合言葉は、「Power & Passion」。
145年以上にわたって培ってきた技術力と
モノづくりへの情熱で、
社会課題の解決へと挑んでいく。
当社の根本にあるのは、
長年にわたる課題解決への取り組みで培ってきた独自の技術力と、モノづくりへの情熱。
今後は、さらなる体質強化や国内外におけるマーケティング力強化を図りながら、
そのフィールドを海外へと拡大していきます。
合言葉は、「Power&Passion」。
当社グループ一体となって、お客さまの、そして社会のニーズに応えながら、
Power(力強さ・スピード)とPassion(熱意・情熱)をもって社会に価値を提供していきます。