圧倒的なスケールでありながら、
						技術的にも奥が深い。
						産業機械を担う、
						面白さとやりがい。
					
					- ライフクルサポート本部
プロダクトサポート部 技術サービス課 - S.M
 - 2017年入社 | 自動車工学科卒
 
PROFILE
幼い頃から機械いじりが大好き。自動車の整備エンジニアを目指して、学生時代は自動車工学科で学んだ。しかし、実際に就職を意識するようになると、もっと違う分野の機械に挑戦してみたい気持ちが膨らんできたという。そんなタイミングで出会ったのが当社のブラストホールドリル。複雑なメカニズム、圧倒的なスケール、そして社会を支える機械であることに魅了された。当社が伝統ある企業であり、そこで働く安心感も決め手のひとつだったそうだ。
現在の仕事
 社会インフラを支える現場で
 先頭に立って活躍する
 ブラストホールドリルの技術サポート。
									
 現在、ブラストホールドリルの技術サポートを担当しています。ブラストホールドリルとは、石灰石鉱山や採石場、土木・建設現場などで、岩盤に発破用火薬を装填する孔を掘る産業機械のこと。ショベルカーのような車体に、掘削をするアーム部を合体させた構造になっています。日常では目にすることのない存在ですが、石灰や砂利など社会インフラに不可欠な素材を生産する現場で先頭に立って活躍する存在であり、現場で稼働する姿も迫力満点。加えて、電気系だけでなく油圧系や空圧系が融合するなどメカニズム的にも複雑で奥が深いため、エンジニアとしてやりがいも大きくチャレンジしがいのある機械です。
 主な業務は、この製品に関する故障やメンテナンスの対応です。国内外の営業拠点や販売代理店のサービス担当者からの問い合わせに対して回答したり、必要な資料を作ったり、技術的なサポートを行っています。高度な対応が必要な案件については、現場に出張して、自分で工具を手にしてメンテナンスすることもあります。 
						成長を実感した仕事
 お客さまの現場に出向き、トラブルを解決。
 技術者としての成長と手応え。
									
 現場でのトラブルシューティングに向かう際は、現地で迅速に作業が行えるように、事前の情報をもとにあらかじめメンテナンス箇所を想定して出発します。しかし、もちろん机上で考えた通りにいかないことも多く、それがこの仕事の難しさであり、エンジニアとしての腕の見せどころだと思っていますね。
 例えば、昨年出張した東北地方の現場においては、現地に向かう前は制御モジュール系の故障と見込んでいたのですが、実際に機械を触りながら調べてみると、どうも不具合の箇所が違っていて。そこで、回路系を一つひとつチェックするという地道な作業を行い、最終的にはあるセンサーに原因があることを突き止め、トラブルを解決することができました。
 このような複雑な案件は、自分にとって初めての経験。それをスムーズに解決することができたことで、入社以来5年間積み重ねてきた努力の手応えを実感しました。現場では、作業が完了した後、お客さまからねぎらいの言葉をかけてもらうこともあります。そんなさりげないひと言もこの仕事の醍醐味です。 
					将来の目標
 現場と開発や製造をつなぐ、
 架け橋のような存在になりたい。
									
 入社したての頃、上司から「技術サポートは10年経験を積んで一人前」と言われました。入社5年目で感じるのは、まさにその通りだなということ。ブラストホールドリルは、それほど奥が深く、興味がつきない機械なのです。さらに、最近は全自動化に向けた開発が検討されるなど、先進技術の導入も積極的に進められています。それだけに新しい技術の吸収が重要であり、技術サポートでも若いエンジニアの発想が生かされる機会がますます増えてくると感じています。また、当社のブラストホールドリルは世界シェア約30%を占めており、技術サービスの対応でも海外とのやりとりが半分ほどを占めます。英語でのメールは日常的ですし、最近ではリモート会議にも参加するようになりました。将来的には海外出張の機会もあるはずなので、特に英語の勉強にも力を入れていきたいと思っています。
 私たちがトラブルシューティングなどによって蓄積する情報は、品質保証部や開発設計部などとも共有され、製品の開発や製造にフィードバックされています。そんな第一線の現場と開発・製造の架け橋となれるようなエンジニアに成長したいと思っています。 
						1日のスケジュール
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								7:45
出社。メールチェック、1日の準備など。
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								8:30
社内ミーティング。各部署から製品の担当者が集まり、情報を共有する。
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								9:30
メンテナンスコストなど資料の作成。
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								10:30
営業拠点や販売代理店からの問い合わせに対応。
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								12:00
昼休み。
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								13:00
出張。お客さまの現場に出向き、製品のトラブルシューティング。
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								16:30
帰社。メールチェック、明日の準備など。
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								17:00
退社。
 















