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ロックドリル部門(古河ロックドリル株式会社)におけるストックビジネス強化

2018年05月18日

-アタッチメント製品である油圧ブレーカの自社整備を東北および関西地区で開始-

当社は、2025年ビジョン「FURUKAWA Power & Passion 150」~カテゴリートップ・オンリーワンを基軸として成長する企業グループの実現~ を具現化していくための第一フェーズとして、「中期経営計画2019 ~新たな成長の礎を構築~」(対象期間2017年度から2019年度)を制定し達成に向け邁進しております。今般、ロックドリル部門の中核事業会社である古河ロックドリル株式会社(東京都中央区日本橋1-5-3社長:三村 清仁)において、2025年ビジョン達成に向けてストックビジネスの拡充・強化を図るべく、国内において、アタッチメント製品である油圧ブレーカの自社整備を東北地区と関西地区で開始します。

『中期経営計画2019』においてロックドリル部門では、ライフサイクルサポート機能の強化による、フロービジネス・ストックビジネス両輪での収益拡大に取り組んでおりますが、今回の自社整備事業の拡大は、これを強力に推進するために行うものです。

油圧ブレーカは、油圧ショベルのアタッチメント製品として、建設土木現場や砕石場、石灰石鉱山などで多く使用されており、国内シェアは約40%(当社調べ)とトップシェアを有しています。これまで油圧ブレーカの整備は、指定協力会社体制にて行ってきましたが、同市場における同社の位置づけをさらに高めるべく、特に中大型油圧ブレーカに関して自社整備も開始し、製品納入後の顧客サポートを強化していきます。

具体的には、①メーカー品質による分解整備で安定した稼働を維持、②メーカーだから可能な最新部品によるアップグレード整備、③分解整備データの分析により効率的な部品交換・整備・使用方法をサポート、④顧客の抱えている問題・課題の発掘による解決策の提供、などを行っていきます。

同部門では、すでに主力製品であるトンネル掘進用のトンネルドリルジャンボにおいて自社整備を行っておりますが、今年度より油圧ブレーカの自社整備事業を東北および関西地区の2拠点で進めることで、アタッチメント製品でも整備事業を強化していきます。さらに、今後は、もう一つの主力製品である、砕石場、石灰石鉱山の採掘現場で使用する油圧クローラドリルにおいても自社整備体制を整えていく計画です。これにより、ストックビジネスを強化し、フロービジネスとの両輪での収益拡大を図ってまいります。

油圧ブレーカ自社整備拠点

東北地区: FRDいわき株式会社 福島県いわき市好間町上好間岸前17
関西地区: 古河ロックドリル株式会社関西支店 大阪府大阪市西淀川区大野3丁目7番196号

整備に関する問い合わせ

古河ロックドリル株式会社 
ライフサイクルサポート本部

027-387-6940

以上