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古河シーペックスポンプの販売開始

2017年11月08日

- 世界リーディングカンパニーの一軸ねじポンプの取扱開始 -

当社グループの中核事業会社である古河産機システムズ株式会社(東京都千代田区丸の内2-3-1 社長:川下 勝平)は、このたび、ヨーロッパを始め、アメリカ、アジアなど世界70か国以上で使用される一軸ねじポンプ※1を開発・製造しているSEEPEX GmbH(ドイツ国ボトロップ市)の日本法人である日本シーペックス株式会社とODM(Original Design Manufacturing)契約を締結し、「古河シーペックスポンプ」として、11月15日より販売を開始します。
「古河シーペックスポンプ」は、通常より高粘度な液体や固形物の定量供給性に優れた一軸ねじポンプで、主な販売対象として、自治体(下水処理施設等)、プラントメーカー、化学・製紙業界、飲食品業界、製油・ガス供給会社、建設・造船業界等を想定しています。初年度は販売台数100台を目指します。

古河産機システムズは、下水処理場、し尿処理場、上下水施設等の自治体向けへのポンプ販売で全国1,850箇所、累計18,000台の実績を持ち、渦巻き式の汚泥ポンプでは国内トップシェアメーカーとして評価をいただいております。国内での実績・販売・サービスのノウハウを有する同社と、世界のリーディングカンパニー製品を有する日本シーペックスとの協業により、新たな技術と経済性のベストソリューションを市場に提供してまいります。
なお、11月20日より東京ビッグサイトにて開催されます INCHEM TOKYO 2017 プラントショーで古河シーペックスポンプを展示いたします。

古河シーペックスポンプ(標準タイプ)
古河シーペックスポンプ(SCTタイプ)

今回のODM提携により、従来のラインナップが充実することに加えて、SEEPEX社の先進的な技術を投入したプログレッシブモデルであるSCTポンプ※2も取扱を開始します。迅速なメンテナンス、短い運転停止時間、省スペース、エネルギー効率、全体的なライフサイクルコストの削減を実現し、お客様の生産性向上に貢献します。

  1. ※1一軸ねじポンプについて

    ポンプの移送部分が、らせん状のローターと二重内部らせんステーターが交差配置された構造となっています。移送物に含まれる固形物の有無を問わず、さらさらな低粘度液体から高粘度液体まで、また侵食性や研磨性移送物を低脈動で移送するために使用されます。

  2. ※2スマート移送テクノロジー( Smart Conveying Technology/略称 SCT)について

    ローターとステーターの交換時間を最大85%削減、運転停止時間の低減、さらにはライフサイクルコストの大幅な削減を可能とします。また、ステーター分解時引抜スペースが不要のため、建屋の建設コストも低減できます。最大の特徴は、使用用途やステーターの摩耗状況に応じて、ローター/ステーターの隙間を調整することができ、これによりローターとステーターの寿命を二倍以上引き延ばすことができます。

日本シーペックス株式会社

設 立 2006年12月4日 日本支社設立(SEEPEX GmbH 100%出資)
所在地 神奈川県横浜市緑区白山1-18-2 ジャーマンインダストリーパーク
代表者 代表取締役社長 副島貴之
事業概要 一軸ねじポンプ、マセレータ、制御機器の製造、販売、サービス

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