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放射線測定器ガンマスポッター

長年蓄積した結晶成長技術により新たに開発した高密度のシンチレータ結晶を用いた放射線測定器です。

放射線測定器『 GAMMASPOTTER(ガンマスポッター)』FGS-02A

放射線測定器ガンマスポッター

本測定機は、当社グループが長年蓄積した結晶成長技術により新たに開発した高密度のシンチレータ結晶(GAGG:Ce/ガドリニウム アルミニウム ガリウム ガーネット※1)を用いた放射線測定器です。
GAGGは従来のシンチレータ結晶(NaI、CsI)に比べ密度が高いため、小さな結晶でも高感度の放射線測定が可能です。また、潮解性もなく空気中の水分による劣化の心配もないため、長期間安定して使用することができます。

本測定機は、3つのモードで必要に応じて測定値を確認することができます。

  1. 1. リアルタイムモードでは、短時間で空間線量の高い低いを判断できます。
  2. 2. アベレージモードでは、1分間の平均値を10秒毎に更新します。リアルタイムモードで確認した気になる場所を、より詳細(9,999μSv/h以下の線量下では小数点第三位まで表示)に測定することができ、測定値の確認が容易にできます。
  3. 3. タイマーモードでは、押してから10秒後に測定を開始しますので、測定したい場所、放射線量が気になる場所を測定器から離れた状態でも測定することができます。測りたい平均時間(0,5分、1分、5分)を選んで、スタートボタンを押すだけです。さらに、ホルダーなどをご使用いただければ、手の届かない場所も測定することが可能です。

使用温度は-20℃~+50℃まで対応しておりますので、寒い冬でも暑い夏の環境下においても測定することができ、雨の日でも使用可能な防水型となっております。
また、JIS Z4333:2006「X線及びγ線用線量率サーベイメータ」規格に準拠した小型軽量で持ちやすい、1cm線量当量率用測定器ですので、安心してご使用できます。

モード 内容
リアルタイム リアルタイム表示(0,5秒毎に更新)
アベレージ 1分間の平均値を10秒毎に更新
タイマー 30秒、1分、5分の平均値を表示。スタートから10秒経過後に測定開始。

※1 東北大学吉川彰教授、柳田健之准教授と共同開発した結晶

シンチレータとは

物質の中には光や放射線などを吸収して、発光するものがあります。
この発光現象のうち、特に放射線エネルギーが吸収されて蛍光を発する現象をシンチレーションと呼びます。このような光を発する物質をシンチレータと呼んでいます。

単結晶シンチレータ

単結晶シンチレーター1

単結晶シンチレーター2

Ce添加Gd3Al2Ga3O12単結晶(Ce:GAGG)は、γ線などの放射線を高感度、高精度、高速に検出できる優れたシンチレータ材料です。

シンチレータ結晶特徴

放射線阻止能力
密度が高いため優れた放射線阻止能力(透過阻止)を示します。
発光量
発光量が高いためエネルギー分解能に優れ、S/N比も向上できます
減衰時間
減衰時間が短いため残光時間が短く、高速に検出可能です。
温度特性
融点が高く温度安定性に優れています。高温下でも高い発光量を保持します。
化学的性質
潮解性、吸湿性が無いため高湿度化でも使用できます。
特性比較
シンチレータ結晶物性比較表(PDF:26KB)
古河機械金属グループ