material 素材
古河機械金属がつくり出す素材は、
見えない場所で世界を支えている。
精密な電子機器の内部で、
大海原を渡る船の底で、
都市の日常のいたるところで。
極小の素材が、社会の可能性を広げていく。
古河機械金属がつくり出す素材は、
見えない場所で世界を支えている。
精密な電子機器の内部で、
大海原を渡る船の底で、
都市の日常のいたるところで。
極小の素材が、社会の可能性を広げていく。
mission
極限の純度で、
デジタル化を加速する。
スマートフォンや通信基地局、LEDなどに使われる化合物半導体を支える重要な原料です。銅製錬の副産物を高度に精製する技術から誕生し、純度99.999995%(7N5)という世界最高レベルの品質を実現。国内唯一のメーカーとして世界シェアトップを誇り、先端テクノロジーの進歩を支え続けています。複数の国からの原料調達による安定供給体制と、厳格な品質保証により、グローバル市場から高い信頼を獲得。環境配慮と技術革新を両立させながら、デジタル社会の発展と産業基盤づくりに貢献しています。
かつては単なる製錬副産物だったヒ素を、純度99.999995%まで磨き上げる——。ヒ素の実用化にあたっては、ナノレベルの極小不純物を極限まで排除する地道な研究開発が必要でした。分析チームと何度もデータを突き合わせて試行錯誤を重ねた日々が、今の品質を支えています。また、国際情勢の影響で原料調達が滞れば、半導体ラインに大きな影響が出かねません。そのため資材チームは海外を飛び回り、安定供給のための調達ルートを開拓しました。国内唯一のメーカーとして、世界最高水準の品質と安定供給を守り続けることが私たちの使命です。
mission
放熱の限界を打ち破り、
デバイスの可能性を
広げる。
優れた熱伝導性と電気絶縁性を兼ね備えた、高性能な放熱セラミックス材料です。高出力パワー半導体やLEDなどの基板材料として使用され、急速な加熱や熱こもりを防ぐ重要な役割を果たします。さらに、金属と同じように熱で伸び縮みするため、温度変化によるズレや割れが起きにくく、接合部の強さを長く保てます。自動車の電動化や、電子機器の小型・高出力化が進むなか、熱問題の解決と装置の長寿命化を支えるキーパーツです。
担当者の声
限界を超えた
熱伝導率を実現。
電子機器の性能が上がるほど「熱をどう逃がすか」が開発の大きな壁になります。放熱と絶縁をハイレベルで両立する窒化アルミはもともと注目されていましたが、私たちは従来の限界を超えるべく、原料の調製や焼成条件の最適化に挑んできました。その結果生み出せたのが、業界最高レベルの熱伝導率を誇る新グレードです。最先端デバイスに採用され、お客様から高い評価をいただいた時は手応えを感じました。生産拠点の増強も進んでおり、これからのパワー半導体やEV化を支える主力製品として成長させていきます。
mission
レーザー光を操り、
モノづくりの精度を
上げる。
産業用レーザー加工機の心臓部となる光学ユニットで、光ファイバーなどから照射されるレーザー光を集光・制御します。自社開発の光学素子と精密な構造設計を組み合わせることで、高出力なレーザー光を安定して扱うことができ、微細で高速な切断・溶接加工を実現します。自動車や精密電子部品の製造ラインをはじめ、高い加工品質と耐久性が求められる最先端のモノづくり現場で採用され、生産性向上に貢献しています。
担当者の声
「熱レンズシフト」
を抑える独自設計。
高出力レーザー加工で避けて通れないのが、レンズが熱で膨張して焦点がズレる「熱レンズシフト」です。この課題をクリアするため、光学設計を一から見直し、高出力下でも安定した加工ができるユニットをつくり上げました。さらに、回折光学素子(DOE)を組み込むことでレーザー光の形を自在に変えたり、一度に複数のポイントを加工したりと、お客様の用途に合わせた提案が可能になっています。自動車部品をはじめ高い精度が求められる製造現場において、お客様から「加工品質もスピードも向上した」との声をいただき、自信になりました。
mission
生まれたエネルギーを、
無駄なく力に変えていく。
電気エネルギーを効率的に変換・制御するための電子部品です。長年培った材料技術と精密な巻線技術を組み合わせることで、低損失かつ優れた磁気伝達性能・放熱性を実現。電源回路のノイズ除去や電圧の調整、高効率なエネルギー供給をサポートし、車載電装品、産業機械、医療機器など、様々な製品に採用されています。使用される場所によって求められるコイルの働きは様々。どの材料が適切か、その設計段階からお客様と共に開発することで、最適なコア・コイルを提案し、電源・回路の安定化・高効率化に貢献しています。
担当者の声
自社生産の強みを
生かした提案力。
当社の強みは、コイルの核となる磁性材料「コア」を自社で一貫生産できる技術力にあります。だからこそ、お客様の用途や設置スペースに合わせて、最適な材料の選定から構造設計までワンストップで提案できるのです。特に車載分野では、過酷な振動や温度変化に耐える絶対的な信頼性が求められます。フィリピンにある主力工場でも、国内工場と全く同じレベルの厳格な品質管理を徹底。「古河のコア・コイルなら安心」というお客様からの信頼に応えるため、品質向上に日々向き合っています。
mission
海洋環境を守りながら、
船のスムーズな航行を
支える。
鮮やかな赤色が特徴の銅化合物で、主に船底塗料の防汚剤として広く使われています。フジツボや藻などの海洋生物の付着を防ぐことで、船の走行抵抗を減らし、燃費向上やCO2削減にもつながる素材です。当社は亜酸化銅メーカーとして長い歴史と実績を持っており、独自の合成・品質管理技術によって高品質な製品を提供。防汚剤用途以外にも触媒など幅広い分野で活躍する、産業を支える素材です。
担当者の声
環境に優しい
防汚剤の主流へ。
亜酸化銅は、船の燃費悪化やCO2排出量を抑える重要な素材です。かつて主流だった有機スズ化合物が生態系への毒性で問題視された際、より海に優しい代替素材として注目されたのが亜酸化銅でした。当社は1932年に銅酸化物の製造を開始して以来、90年以上にわたり技術を蓄積してきました。その知見を活かして、不純物の少ない高品質な亜酸化銅を安定供給しています。船だけでなく化学薬品の触媒など多様な産業で使われており、地球環境の保全と経済活動の両立を足元から支えている実感があります。
mission
資源の循環と
技術革新を両立する。
スマートフォンやPCの内部にある、電子基板の細かな回路をつくるために欠かせない素材です。基板に開いた小さな穴をすき間なく埋めたり、きめ細やかな電気の通り道(配線)を正確に形成したりする工程で活躍しています。不純物を極限まで取り除いた確かな品質により、ムラのない綺麗な加工を実現。電子機器の高性能化や大型サーバーの進化など、目に見えない場所から次世代のデジタル社会を支えています。
担当者の声
副産物を、
進化の原料に。
当社製の酸化銅「FCO-M6」は、電子機器の心臓部であるプリント基板の銅めっきに使われる素材です。機器が小さく便利になるほど、めっきの均一性や純度への要求は厳しくなります。私たちのこだわりは、銅の副産物を有効活用した循環型のモノづくりを行いながら、厳格な品質規格をクリアし続けること。原材料の厳選から完成品の検査まで、徹底した製造・管理体制を敷き、そのこだわりを形にしています。今後は、さらに高密度な回路に対応できるよう改良研究に挑み、デジタル社会の進化を支えていけたらと思います。
mission
基礎化学の力で、
すべての「つくる」を
支える。
銅山開発や銅製錬の歴史とともに培われた、日本の産業基盤を支える基礎化学品です。当社では濃硫酸から薄硫酸まで幅広く製造しており、半導体・電子部品の製造工程における洗浄剤や、二次電池材料、化成肥料、紙・パルプ、金属の表面処理など、様々な工業分野で活用されています。長年の製造実績に基づく品質管理と物流体制により、クリーンで高純度な製品を安定的に供給し、あらゆる産業の持続的な発展を支えます。
担当者の声
つくるプロセス
まで、クリーンに。
硫酸は化学工業の基礎原料と言われるメジャーな化学品ですが、当社は品質と環境性能で独自の強みを発揮しています。大阪工場で製造されている高純度硫酸は、食品添加物としても使用できるレベルの品質。また、派生製品の硫酸バンドなどは全国の浄水場や下水処理場で使われ、生活排水の浄化や臭気抑制に役立っています。そして、もう一つアピールしたいのが、工場の環境エコシステムです。硫酸をつくる際に出る熱蒸気を捨てずに自家発電へ回し、工場で使う電力の約4割を自分たちでまかなっています。製造プロセスまで含めてクリーンであることに誇りを持って、モノづくりに励んでいます。
古河が止まれば、
世界の通信が
止まる。