interview
機械が好きで、
夢で、希望で。
サービスエンジニア
ライフサイクルサポート本部
プロダクトサポート部
技術サービス課
Y.S.
2023年入社
工学部機械工学科 卒
人を助ける機械は、 かっこいい。
壊れたテレビリモコンを修理したのが3歳の時。なぜか分からないけど、気づいたら機械が大好きでした。家電やクルマ、身の回りの機械という機械に興味を持ち、10歳の時に重機と出会いました。きっかけは東日本大震災。地元、宮城県石巻の街は見る影もなく荒廃し、生まれ育った家も水没してしまって。そこにやってきたのが重機たちでした。大きな瓦礫を打ち砕き、街を復興させていく。人にはできないことをやってのける姿がヒーローみたいに見えました。
震災後に新しいトンネルが開通した時の衝撃も忘れられません。今まで行き止まりだったところに道ができて、山の向こうと繋がって、大袈裟ですが、新しい世界が創られたような感動がありました。一体どんな機械があれば、こんなことができるんだろう。自分もいつか、大好きな機械を通じて誰かの役に立つ人間になりたい。そう思ったんです。それから時が経ち、就職活動で出会ったのが古河機械金属。あの日、瓦礫を撤去してくれた重機と、トンネルを掘る機械をつくっている会社でした。
一人前への道は、 楽しくも険しい。
私は今、トンネルの掘削工事に使われるドリルジャンボという機械のサービスエンジニアをしています。日本全国の工事現場で活躍するドリルジャンボに不具合や故障があった際の問い合わせに対応したり、現地に駆け付けて修理したり、お客様に操作方法をレクチャーしたり。多い時は月の半分くらい、出張で各地を飛び回っています。夢見た仕事、大好きな機械に触れられる毎日。初心は変わらず、誰かの役に立ちたい一心で頑張っていますが、道のりは険しいです。
先人たちの技術の粋が詰まった重機は、その構造を理解するだけでも難しく、「10年経験を積んでやっと一人前」と言われる世界。さらに、最近はICT技術を活用した全自動ドリルジャンボが主流になってきていて、修理やメンテナンスの際に制御系、電気系の知識も必要です。でっかくて、複雑で、迷宮みたいなドリルジャンボのことを、もっと知りたい。どんな不具合も解決して、もっとお客様の力になりたい。とにかくいろんな現場に出て、たくさん勉強して、修行あるのみです。
その顔が見たくて、 働いています。
ときどき、そんな修行の日々が報われる出来事もあります。先日、穿孔立会(せんこうたちあい)という動作テストに参加した時のこと。数年使っていただいているドリルジャンボの調子が良くないそうで、「どうも動きが鈍いみたいでね、制御系の不具合だと思うんだけど」と、お客様。操縦させてもらうと、確かに反応が悪いようです。ただ、少し違和感がありました。これは、もしかすると制御系のトラブルじゃないかもしれない。ドリルジャンボのご機嫌を伺いながら、原因を探っていきます。
さまざまな検証の結果、ある部品に照準を絞り、持参していたスペア部品と交換してみました。「これで、どうですかね?」「……おお!さっきまでと全然違うよ!」操縦桿を握ったお客様の表情が、パッと晴れやかになりました。こういう日は、ご褒美に出張先の美味しいものを食べて帰ります。帰ったらまた、勉強です。
MY UNIQUE PATH
- 10歳
- 東日本大震災で被災した際に、大きな重機が街を復興させていく様子を目の当たりにし、機械に関わる仕事を志す。
- 大学3年生
- 就職活動で古河機械金属のことを知る。「あの重機をつくっていたのは、この会社だったんだ!」と、再び出会い直したような感覚に。
- 入社2年目
- 1年間の製造現場研修を経て、サービスエンジニアとしてのキャリアをスタート。とにかく毎日機械に触れ、先輩に同行してノウハウを吸収。
- 現在
- 一人で任される現場が増え、お客様や、社内の各部署からも頼られるようになってきた。各地への出張を楽しむ余裕も出てきたが、まだまだ道半ば!