求められる価値を追求し
国や地域を越えて、
当社の製品と想いを届けていく。

営業
  • 営業本部
    海外営業部 第一課
  • M.N
  • 2017年入社 | 国際文化学部 国際文化学科卒

PROFILE

学生時代、合計1年半にわたりロシアに留学。生活習慣の違いなど苦労もあったものの強く印象に残ったのは、家電や自動車などの日本製品が遠く離れた国でもたくさんの人々に愛され、現地の人々の生活の一部になっていたこと。それを機に、文化や言葉を超え、日本人として誇れる仕事がしたいと思い、メーカー企業に関心を抱くようになった。地域や社会に貢献できる幅広い製品を扱っていることから当社への入社を決意。入社後、現部署に配属となり、海外営業に従事している。

現在の仕事

中近東と中央アジアの国々に向け、
現地の販売代理店と連携して、
ロックドリル製品を提案。

私が所属する第一課は、中近東と中央アジアを対象にロックドリル部門の海外営業を担っています。中でも私は、トルコ・カタール・バーレーン・ウズベキスタン・カザフスタンの5カ国を担当。鉱業や採石業といった業種のお客さまが多く、当社のロックドリル製品は世界市場でも屈指の評価を獲得しています。
具体的な仕事内容としては、販売代理店のスタッフと密接に連絡を取りながら、お客さまのニーズを把握し、最適な仕様の製品を提案。さらに、工場への出荷手配、船積みなど輸出業務、代金の回収、現地で稼働中の製品のアフターサービスに至るまで、さまざまな部門の人たちと一緒になって仕事を進めています。契約を獲得したら完了というわけではなく、お客さまの利益が最大化するようにサポートしていくことも営業の大切な使命なのです。現在はコロナ禍で制約もありますが、3カ月に1度ほどのペースで現地に出張しています。入社してから5年間、さまざまなお客さまと会い、濃密な経験を積み重ねてきました。

印象に残っている仕事

緊張と不安を抱えながら
現場を取りまとめた経験から、
「想像力」の大切さを学ぶ。

入社3年目、ウズベキスタンへの出張が印象に残っています。出張の目的は、お客さまの現場で稼働している製品の点検でした。現地に着いて落ち合ったのは、欧州にあるグループ会社から派遣されたドイツ人エンジニア。エンジニアとは英語、現地の販売店スタッフやお客さまとはロシア語で対応するという、難しいシチュエーションでした。それぞれ異なる思惑がある中、現場を取りまとめなければならず、緊張と焦りと不安で打ちひしがれそうになったのを覚えています。それでも臨機応変に解決策を見出し、限られた時間の中でぎりぎり対応することができました。
この経験から私が学んだのは、「想像力」の重要さ。海外営業では現場に行く機会も限られ、お客さまと信頼関係を築くことは容易ではありません。だからこそ、メールのやりとりなど日頃のコミュニケーションを通じてお客さまが抱える課題やニーズ、さらには人柄までも想像し続けることが大切なのです。またそれは、現地の代理店スタッフや社内のさまざまな部門の人たちなど、一緒に働くすべての人に対しても同じだと思っています。

今後の目標

今後目指すのは、
現場とお客さまの“想い”をつなぐ存在。

最初の頃は、当然知識も経験も人脈もなく、暗中模索のような気持ちでした。それが、2年目になる頃から少しずつお客さまとも円滑にコミュニケーションがとれるようになってきて、「私を営業担当として認識してくれているな」と感じることが増えてきたのはうれしかったですね。最近では、直接連絡をくださるお客さまも増えてきました。製品の故障などネガティブなことだけでなく、お子さんの写真を送ってくださったり、家族の近況を知らせてくださったりすることも。真剣に向き合ってきた日々が信頼につながっていることを実感して、大きなやりがいを感じています。
しかし、まだまだ製造に関する知識と経験不足を感じています。可能なら、お客さまにお届けしている製品に関わっている社内の技術者一人ひとりに直接会って、製品や製造について学びたい。彼らの想いを理解していれば、私がお客さまに向き合う姿勢や伝えるべきことも変わってくると思うし、逆にお客さまの想いを彼らに伝えられたら、よりよいモノづくりにもつながると思うからです。お客さまをはじめ、一緒に働く人たちのよりよい未来に貢献できるよう、今後も求められる価値を追求し、自分自身も進化し続けたいですね。

1日のスケジュール

  • 8:45

    出社。メールのチェック、1日のスケジュールの確認など。

  • 9:30

    デスクワーク。製品の出荷、アフターサポート部品の発注など、製造部門に連絡して調整を行う。

  • 12:00

    昼休み。

  • 13:00

    課内のミーティング。各国での進捗状況など情報を共有する。

  • 14:00

    デスクワーク。製品の輸出について物流業者と電話で打ち合わせ。

  • 15:00

    各国の販売代理店と連絡。メールや電話で進捗状況の確認などを行う。
    時差の関係もあって海外とのやりとりはこの時間帯に集中。

  • 17:30

    退社。