FURUKAWA

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株主・投資家の皆様へ

代表取締役社長 宮川尚久
代表取締役社長
中戸川 稔

株主の皆様には、平素から格別のご支援を賜り、誠にありがとうございます。

当社は、創業以来146年に及ぶ長い歴史の中で、幾度もの苦難を乗り越えて、古河グループの源流企業として今日に歴史をつないでいます。

当社の社会における役割は、鉱山開発等で培ってきた技術を進化・発展させ、土木・交通・港湾インフラ整備、防災・減災を支える製品や、省エネ・環境配慮、新技術開発等に有用な材料などを、市場に信頼され魅力ある製品・技術・サービスに革新して、社会課題の解決に貢献していくことです。これこそが企業価値を創造し、更には「社会インフラ整備」、「安全で環境に優しい豊かな社会の実現」という社会価値の創造にも寄与すると考えています。
この意を込めた経営理念を具現化するため制定した「2025年ビジョン」では、「連結営業利益150億円超の常態化」の達成を目指していますが、現在、その第2フェーズと位置づける「中期経営方針2022」に基づいて、コア事業と位置づけた機械事業の持続的拡大、アライアンスやM&Aへの取組み、CSR/ESG課題に配慮した事業運営を推進しています。「2025年ビジョン」達成のために、最も重要なことは全社的なイノベーション力の向上だと考えています。当社が考えるイノベーションとは、技術部門が担う技術革新にとどまらず、全役職員の身近なところから取り組む様々な変革です。もう一段高いレベルの企業を目指し、イノベーションを積み重ねることで、企業価値の向上と持続的な成長につなげていきます。
収束が見通せない新型コロナウイルスがもたらす影響を、予測することは非常に困難であり、社会の変容はスピードを増しております。しかし、どのような時代が到来しようとも、当社は、時代の変化を謙虚に受け入れ、市場の声に耳を傾けながらイノベーション力を向上させることで、顧客の課題を解決し新たな価値を提供する「マーケティング経営」を徹底していきます。
また、世界中で地球温暖化対策が注目を浴びる中、我が国でも2050年のカーボンニュートラルの実現に向け、その動きが具体化していくものと見込まれます。カーボンニュートラルについては、当社としての達成はもとより、「マーケティング経営」実践の好機と捉え、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量削減効果の高い製品・技術・サービスなどを開発・提供することで、脱炭素社会の実現に貢献していきます。
変化の激しい時代だからこそ、役職員一人ひとりの知恵と熱意を結集し、困難もチャンスに変えていくという気概をもって、「2025年ビジョン」の実現に向け、全員が一丸となってまい進してまいりますので、変わり続ける古河機械金属に、これからもどうぞご期待ください。

株主の皆様には、引き続きご支援・ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2021年6月

古河機械金属グループ