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株主・投資家の皆様へ

代表取締役社長 宮川尚久
代表取締役社長 宮川尚久

株主の皆様には、平素から格別のご支援を賜り、誠にありがとうございます。

当社は、創業以来144年に及ぶ長い歴史の中で、創業当時の鉱山業から様々な事業転換・多角化等の変革が図られ、幾度もの苦難の時代を乗り越えて、古河グループの源流企業として今日に歴史をつないでいます。私が社長就任時にまず考えたことは、これまでの経営では現状維持が精一杯で選択を誤ればジリ貧に陥るという不安に対し、この会社の将来をどうしたいか、企業としての持続可能性を維持し続けるにはどうすべきかの模索でした。コーポレートガバナンス・コード等の社会的な要請もある中で、成長戦略等を持続的に計画・実行するためには、企業としての理念という旗印を掲げ、明確なビジョンの下、役職員を結集させ動機づけることが必要であると改めて強く感じました。そこから、創業140年目の2015年には、それまでの経営理念を刷新するとともに、当社として初めての長期ビジョン策定にこぎ着けました。

当社の社会における役割は、当時の最先端技術を結集させた鉱山開発等でこれまで培ってきた技術、更にはそれらを革新・結合等により進化・発展させた技術を現代の技術につなげ、土木・交通・港湾インフラ整備、災害対策工事のための製品や、省エネ・環境配慮、新技術開発等に有用な材料などを、市場ニーズに適応し信頼され魅力ある製品・技術・サービスに革新して、それぞれの時代の社会課題の解決に貢献していくことだと考えています。
この意を込めた経営理念を具現化すべく策定したのが「2025年ビジョン」ですが、その第1フェーズとして、『新たな成長の礎を構築』する期間と位置づけた『中期経営計画2019』(2017-2019年度)が現在進行しています。その最終年度となる2019年度(2020年3月期)において連結営業利益85億円程度、ROE6%~7%程度を設定しておりますが、当社が経営指標として最も重視している営業利益は、機械事業を中心として業績を伸ばすことができ、2年目の2018年度(2019年3月期)決算は計画を上回り、最終年度の2019年度予想は中期経営計画どおりの達成を見込んでいます。
まずは『中期経営計画2019』の経営指標を確実に達成して、更なる成長を見込んでいる第2フェーズ、そして「2025年ビジョン」の達成を目指し、役職員一人ひとりの知恵と熱意を結集して全員が一丸となってまい進し、全てのステークホルダーの皆様の期待に応えてまいります。変わり続ける古河機械金属に、これからもどうぞご期待ください。

株主の皆様には、引き続きご支援・ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2019年6月

古河機械金属グループ