重機対決第3回戦|ベルトコンベヤ VS 古河気合筋肉

2017.05

対決シリーズ

古河機械金属の製品とムキムキマッチョマンによる対決シリーズ第3弾は、VS ベルトコンベヤ!MISSIONは「土砂を運ぶ」です!一般的に土砂を運ぶのはダンプトラックですが、大量の土砂を運ばなければならないとなるとダンプトラックでも大変です。そこで工期や環境の視点から注目されているのがベルトコンベヤなんです。大量の土砂をバンバン運ぶベルトコンベヤ1機の仕事量は、ムキムキマッチョマン何人分なのか!?

気合筋肉換算

今回の対決は「土砂を運ぶ」でした。大量の土砂を離れた場所に運ぶのに、積載量100㎏の手押し車で頑張るマッチョマンは何人必要なのか?10トンダンプに乗り換えたらベルトコンベヤに勝てるのか?そんなことを想像しながら計算した結果とんでもない結果になりました。ベルトコンベヤがなければ土砂を運ぶマッチョマンとダンプトラックで現場は大渋滞になってしまいますね! 安全かつ迅速に「土砂を運ぶ」このお仕事。あなたはベルトコンベヤとマッチョマンのどっちにお願いしたいですか?

ダンプトラックと比べた場合の優位性とは!?

ダンプトラックの運転手不足、交通渋滞やCO2排出など周辺環境への影響に配慮し、土砂搬送の新たな担い手としてベルトコンベヤが期待されています。ダンプトラックと比べて、①工期短縮が可能、②土砂搬送に関わる人員の削減、③交通渋滞・事故の回避、④CO2排出の大幅削減、などが優位性となっています。鉱山で培った搬送技術が今もなお土木工事現場で活かされているんです!

事例1)陸前高田市の震災復興プロジェクトに貢献

陸前高田市の「希望のかけ橋」と命名されたベルトコンベヤをご存知でしょうか?岩手県陸前高田市では、2016年9月まで高台移転のための土砂搬送が行われ、そこに古河機械金属のベルトコンベヤが採用されました。ダンプトラックだと9年かかると言われた大量の土砂搬送にベルトコンベヤを採用したことで、設置から運搬、撤去まで含め約3年で完了し、早期復興に貢献しました。

事例2)外環道トンネル工事の土砂搬送に採用

東京外環自動車道のトンネル工事で発生する土砂の搬送に、なんとベルトコンベヤが採用されました。高速道路の脇に設置するのは日本初で、メイン区間の約4.7㎞を古河機械金属が担いました。カーブが多く、限られたスペースに、1本のベルトでつなぐベルトコンベヤで、それを設計、製作、設置するには高度な技術力が必要です。ベルトコンベヤの採用によって、渋滞回避はもとよりCO2削減など周辺環境配慮に大きく貢献します。

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