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お知らせ

放射線シンチレータ結晶を用いた放射線測定器がモニタリングポストに採用

- 高感度かつ潮解性がなく0℃以下でも性能劣化がないGAGG結晶が強み -

2016年04月25日

当社(社長:宮川 尚久)は、当社グループで保有する放射線シンチレータ結晶製造技術やその応用展開としての放射線測定器製造技術を活かし、結晶販売やその用途開拓を進めております。この度、福島県内の市町村で設置が進むモニタリングポストに、当社のGAGG(ガドリニウム アルミニウム ガリウム ガーネット)シンチレータ結晶を用いた放射線測定器が採用されました。

モニタリングポストは空間放射線量を定期的に自動収集し、LED表示器に表示するもので、設置されている場所の放射線量の状況をリアルタイムに確認することができ、地域住民の不安解消のため、環境中の放射線量及び除染で発生した土壌等の監視用に福島県内の市町村で導入が進められています。

採用されたのは株式会社富士通エフサスが提供するモニタリングポストで、当社のGAGGシンチレータ結晶は、①密度が高く高感度な測定が可能なこと、②潮解性もなく空気中の水分による劣化の心配がないこと、③0℃以下(-20℃まで)でも測定が可能なこと等から、長期間安定して使用することができ、特に屋外に設置されるモニタリングポストの放射線測定器において大きな強みになっています。

当社グループは、GAGGシンチレータ結晶の製造・販売をはじめ、同結晶を用いた放射線の空間線量を計測する「放射線測定器」や、対象となる物質の放射能濃度を検出する「非破壊式放射線測定装置」を開発してきました。現在、新たに採用されたモニタリングポスト用の放射線測定器に加えて、シイタケ原木用放射線測定装置も稼働し始めており、応用展開が進んでおります。また、GAGGシンチレータ結晶としても、医療用や宇宙観測用での問い合わせが増えてきており、今後も結晶の製造・販売並びに用途開拓に努めてまいります。

写真①:モニタリングポスト



写真②:GAGGシンチレータ結晶

以上

古河機械金属グループ