![]()
窒化物半導体は、緑~紫外の幅広い波長領域でレーザーダイオードや、発光ダイオードなどへの応用が始まっており、さらに高出力電子デバイス用材料としても大きな期待が集まっています。当室では、そのようなデバイス作製に必要な高品質窒化ガリウム基板の開発と提供を行っています。
開発製品
窒化ガリウム基板

HVPE(Hydride Vapor Phase Epitaxy)法1)による気相成長によって窒化ガリウム結晶を作製しています。独自のFIELO(facet-initiated epitaxial lateral overgrowth)法2)により、結晶全面に亘って転位密度の低減化を図っています。この結晶を研磨・加工することで、2インチφ窒化ガリウム基板を提供しています。
1)HVPE法
半導体単結晶を作製するための気相成長法の一つの手法。窒化ガリウム単結晶作製のためには、塩化ガリウムとアンモニアを原料ガスとして用いる。成長速度が速いことが特徴で、窒化ガリウムの基板作製手法としては、唯一実用化されている。
2)FIELO法
窒化ガリウム結晶中の転位を低減させる手法で、結晶の成長初期に、結晶特有なファセット面を作製させることで、貫通転位の大幅な低減が可能となった。これにより、窒化ガリウム基板全面に亘って、3x106cm-2以下の低転位密度を実現している。